モビット審査に通るにはコツがある!申し込み前に
>自営業者必見!これがモビットの審査の状況と通過のポイントだ!

自営業者必見!これがモビットの審査の状況と通過のポイントだ!

自営業の場合は業績の変動が大きくなることも多くありその所得が他の職業の方よりも不安定になりやすいといわれています。そのためローン事業者の中には他の職業と比べ自営業者に対する審査を厳しくしているケースもあるようです。

モビットの場合はどうなのでしょうか。モビットのカードローンでは自営業者も利用できることになっていますが、本当に利用できるのか、利用しにくいのではないか、と不安に思っている個人事業主の方もおられるかもしれませんね。

そこで今回は自営業者がモビットのカードローンを利用するためにその審査の内容がどうなっているのか、他社と比較して審査の難易度が高いのか低いのか、審査通過するためにはどうしたらいいのか、何を注意すべきなのか、といった点を紹介していきましょう。

モビットの審査の難易度

ここではモビットのカードローンの審査の難易度について確認していきます。モビットの審査が他のローンに比べて甘いのか、厳しいのか、自営業者は審査に通りやすいのかそうでないのか、といった点を紹介していきましょう。
(⇒モビットの詳しい審査基準はこちら

他社と比べて難しいか?

モビットのカードローンに関して自営業者がどの程度審査に通りやすいのかを判断できる資料をみつけることができないので、ビジネスローンではなく一般のカードローンとしての審査の難易度について確認していきます。

カードローン事業者の業種別で審査の難易度を考えた場合、審査の難しい順番は銀行などの金融機関→信販会社→消費者金融という順になるといわれています。消費者金融では中小よりもモビットなどの大手事業者のほうが難しいと考えられます。

大手消費者金融の中で比較する場合、新規契約率や顧客数などが審査の難易度を判断するのにある程度役立ちます。

表1:大手消費者金融などの新規契約率

事業者名 新規契約率
(2014年通期)
新規契約件数(単位:千件)
三井住友銀行グループのモビット 39.6% 184(-2.3%)
モビット:
82(+13.2%)
A社 48.3% 192(+12.4%)
B社 45.0% 117(+33.7%)
C銀行 36.9%
(2014年1-3月)
165(+8.6%)

自営業者は難しいか?

モビットのカードローンは自営業者や法人企業専用のローンではなく、一般の会社員、アルバイト、派遣社員や自営業者など幅広い職業の方が利用できるローンです。

自営業者としてはモビットでの職業としての審査の難易度も気になると思いますが、これに関しても直接的なデータが公表されていないので適切な評価ができません。

一般論で考えればカードローンの審査において自営業者の評価は厳しくなるといわれます。その理由としては、彼らの所得が不安定になりやすい、事業の透明性が低いケースがある、節税のため所得が低く抑えられる傾向にある、などが挙げられます。

企業に勤務する会社員はその企業が安定していれば収入が安定しますが、自営業者は景気の変動、事業の将来性、競争力の脆弱さなどにより所得が少なく不安定になることが少なくありません。

そのため貸手としては会社員よりも自営業者のほうが貸倒リスクは高いものと映りやすくなるわけです。モビットでも当然同じような考え方で評価される可能性があり、他の職業の方よりも厳しい結果になりやすいかもしれません。

しかし、モビットで審査通過するか、しないかはあくまでその人の状況次第のはずであり、実際に多くの自営業者の方が審査に通りローンを利用しています。

自営業者が他の職業の方よりもハンディを負っているもしれませんが、自営業だからという理由だけで審査通過が困難になるわけではないはずです。所得があまり多くなくても黒字を2~3年継続している状態なら自営業者でも通過できる可能性は十分にあるでしょう。

モビットの審査内容

自営業者がモビットを利用していくためには審査のことを把握しておいたほうがよいので、ここではモビットの審査の内容を確認することにしましょう。

モビットのカードローンの審査は、どのような手続きと流れで行われるのか、審査の対象は何なのか、どういった点が重視されそうなのか、といった点をみていくことにします。

審査の概要

モビットでは会社員、アルバイトや自営業者などの職業に関わらず申込手続は同じです。申込方法はパソコンなどのインターネット経由、電話、郵便とローン契約機で行うことができます。

ローンの仮審査は申込時に記入(入力)する属性情報、勤務先情報と契約希望額情報などにより行われます。また、申込者の入力情報以外では、ローン側が信用情報機関から入手する申込者の信用情報による信用面の審査もあります。

その申込時の入力情報による審査と信用情報による審査は順次或いは同時並行的に実施されますが、その方式はスコアリング方式が主に採用され審査結果が出されるのです。

そして、その審査結果の前後に電話による本人確認や勤務先での在籍確認も審査の一環として実施されています。また、ケースによっては追加での情報確認が行われ最終的な審査結果が出されることもあります。

そのため仮審査で合格していても最終的に不合格になることもあるのです。なお、自営業者の場合は、自宅が勤務先というケースもあるので本人確認と在籍確認が同じになるということもあります。

また、モビットの申し込みにはWEB完結申込という契約手続がすべてWEB上できる方法がありますが、企業に勤務する会社員などが対象となっており、自営業者が利用できない可能性があるので事前に確認しておいたほうがよいでしょう。

信用面の審査の内容とは

信用面に関する審査は信用情報機関での申込者の信用取引の記録をもとに行われます。

個人が金融会社からお金を借りる、クレジットカードで商品を購入するといった信用取引の情報は信用情報機関に記録されています。ローン事業者はその記録を利用して申込者がお金を貸せるだけの信用があるかどうかを判断しているのです。

具体的には、申込者が行った信用取引で支払いの遅れ、長期の滞納、不払いや債務整理などがあるのか、どの程度行われているのか、などをローン側は確認してその状態を評価するわけです。

一般的にカードローン事業者は3カ月以上の滞納、不払いや債務整理などの信用事故があるとかなり厳しいマイナス評価をするといわれており、事業者によってはその記録があるだけで審査に通さないこともあるようです。

モビットの場合はそうした事故を起こしている方でも審査に通っている事例がみられることから信用面での評価が特別厳しいとはいえないでしょうが、それでもそうした事故のある方は事故の経緯や返済状況などを事前に説明しておいたほうがよいかもしれませんね。

返済能力に関する審査とは

カードローンでも個人情報や勤務情報などによる返済能力に関する審査が行われますが、自営業者にとっては評価での比重が高い審査といえるでしょう。

一般的な審査項目(対象)は、生年月日、年収、職業、勤務先・勤務年数、婚姻状態、家族構成、居住形態・居住年数、健康保険のタイプ(社会・国保)、借入額・借入件数などになっています。

大手消費者金融の審査ではそれらの評価結果が点数化されその合計点をもとに総合的な審査結果がだされるスコアリングシステムが採用されており、モビットも同様と考えられます。

自営業者の評価では年収(所得)、職業(自営業)、業歴などが重要な要素になるのに加えて、事業の内容、黒字の状態、今後の見通しなどが別に確認されて審査結果に影響することがあるとみられています。

自営業者がモビットのローン審査に通るためには、これらの項目の内容が悪くないことが重要となるでしょう。

審査通過のポイントは何か?

今までモビットの審査の内容や難易度などをみてきましたが、ここでは自営業者がその審査に通るためのポイントについて確認していきます。

事業で黒字を出して申し込む!

自営業者にとって返済能力の面での評価が重要であることを指摘しましたが、中でも所得の内容が審査に大きく影響するでしょう。

会社員の場合は企業が倒産したり、自身が退職したりしなければ年収が大きく下がることなく安定しているため審査での評価が悪くなりにくいものです。それに対して自営業者は事業の内容や景気の動向に左右されて所得に大きな変動が生じやすいといえます。

そのためローン審査では自営業者の評価が厳しくなってしまうのです。評価を悪くしないためには申込時点の3年ほどの間は所得で赤字をださず黒字を継続させていること、大きな費用計上を避け所得が抑え過ぎないことが重要になるでしょう。

ローン側が心配している点を克服するためには申告時点では少なくとも所得を安定させ、サラリーマンの平均年収より極端に少なくない程度の額を確保しておくことなどが有効になると考えられます。

そして、前年度の所得が赤字や極端に少額である場合などは申込時期を先延ばしにしたほうがよいかもしれませんね。悪い業績の状態で審査を受けても通過する可能性は高くないので時期をずらすほうが賢明ではないでしょうか。

また、赤字が一時的なものでありその原因が解消され、現在は月ベースで黒字が続いているような場合はモビットに相談してみて申し込みを検討するのがよいでしょう。

事業の状況を正確に伝える

赤字や少ない所得のデータを入力する或いは書類を提出するだけでは実際の事業の状態が把握されず審査に落されることがありますが、その内容を丁寧に説明することで審査通過に繋がることもあるのです。

モビットではケースによって自営業者に「営業状況確認のお願い」の提出を求めています。この書類は前年度の事業内容をもとに来年度の営業状況を事業計画、収支計画と資金計画の3つの面から説明するための簡素な資料です。

この内容では計画の具体性、実現可能性とその根拠などがまったく掴めないので、さらなる説明資料が求められることもあるようです。そのため要求されるかどうかにかかわらず事前にそうした補足の説明資料を用意して提出したほうがよいかもしれません。

特に前年度の業績が悪く所得が少ない場合などには今後の見通しが評価を上げるのに貢献することも考えられます。悪い業績データを入力して審査結果を待つだけでなく、自ら審査に有利になるような情報を提供していくことも重要ではないでしょうか。

信用事故を決して起こさない!

以上のように自営業者の返済能力面での審査が厳しくなりやすいので、余計に信用力の面の評価を悪くしないことが求められるでしょう。

返済能力面でハンディを負いやすいうえに信用事故を起こして評価を下げてしまえば増々審査通過が困難になってしまいますね。そのため信用事故を起こさないように申込前は特に注意しておく必要があります。

買物や携帯電話の代金の支払いでクレジットカードがよく利用されますが、決済している銀行口座への入金をうっかり忘れる方が少なくありません。少々遅れる程度ならあまり問題にはならないでしょうが、さらにその支払遅延を忘れる方もいるのです。

そして、その滞納が3カ月以上になると深刻な信用事故として信用情報機関に記録され審査に大きく影響することになるでしょう。もし自営業の申込者にそのような情報が残っていると審査通過の可能性はかなり低くなることが予想されます。

そのような返済遅延を起こさないためには毎月の支払前に必ず利用しているカードローンやクレジットカードの残高をチェックするとともに返済計画を見直すようにしましょう。

たとえ、少額の支払でもクレジットカードの支払いを忘れて止めてしまうと信用力を大きく損ないその他の信用取引ができなくなることもあり得るので適切な返済管理に努めてほしいですね。

自営業者の審査に関する注意点

先ほど自営業者がカードローンの審査に通過するための重要点をいくつか確認しましたが、ここでは自営業者が審査に臨む際の注意点や審査に通過するために気を付けておきたい点をみていきます。

自営業者がモビットに申し込む場合にやっておかねばいけない点、審査で失敗しないための注意点などの内容を確認していきましょう。

審査を受けるタイミングに注意!

返済能力に関する審査のところで申込者の業歴が重要となることを指摘しましたが、ここでもう少し詳しく説明しておきましょう。

自営業の事業内容にもよりますが、一般的には資本力が弱い自営業の事業は不安定であり審査での評価が低くなりがちです。さらにベンチャー企業のように新しい或いは珍しいタイプの事業を営んでいる場合はもっと評価が厳しくなるでしょう。

そのように近い将来でさえ事業が上手く持続するかどうか計りしれない事業の場合、業歴が浅いとどうしても評価は低くなってしまい、その状態での審査通過は難しくなるでしょう。

自営業者以外でも一般的には勤続年数として1年以上が望ましいといわれ自営業者の場合はできれば3年以上の業歴が必要といわれることもあります。特にまとまったお金を借りたい場合には業歴の長さを考慮して申し込みを検討したほうがよいかもしれませんね。

審査時間が長くなりやすい!

モビットの審査時間は最短30分という超短時間のスピード審査を実現できるケースもありますが、自営業者の場合はあまり期待しないほうがよいかもしれません。※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

もちろん申込者の状況次第では30分程度で完了することもあるでしょうが、事業内容が一般的に知られていない業種であったり業歴が短く所得が低かったりする場合では丁寧な審査が必要となるでしょう。

そのためそのような自営業者では企業に勤める会社員などよりもはるかに長い審査時間がかかる可能性が高く、実際に口コミでも数時間から数日かかるといった情報がみられます。

自営業者の場合はある程度審査に時間がかかるので借入れの予定期日に大幅な変更が必要になる恐れがあるということを前提に申込日を検討するようにしましょう。

最初は少額の融資の検討も必要!

自営業者は希望の融資額を少なめで申し込むほうがよいかもしれません。申込者の状況によって当然異なりますが、業歴が短く所得が低い場合には高額の融資を求めても審査に通らない可能性が高いでしょう。
(⇒勤続年数が短いのは融資審査で問題あり?

あまり高望みをせず、控えめな少額の融資からスタートしたほうが審査には通りやすくなるはずです。また、金利も銀行カードローンや公的金融機関の融資と比べると高いのでモビットなどの消費者金融からの借入れは多くないほうが返済には苦労しにくいでしょう。

また、先ほど業歴について取り上げましたが、希望する融資限度額が低ければそれほど年数を気にする必要がないかもしれません。融資額を低くすれば借手のリスクが小さくなるので、その分だけ審査に通りやすくなるでしょう。

具体的にどの程度の額にするかは、借入診断、口コミ情報での融資額の相場や事前相談などで確認してみてはどうでしょうか。申込者の状況が個々に異なるので正確には確認できないでしょうが、ある程度の参考になることもありますよ。
(⇒口コミは融資審査でかなり影響があります

トピックス
ページトップへ