一生に一度のブライダルローン、モビットを使うべきか否か

最近は不倫や浮気なども多く、欧米化してきているということもあって別れるカップルも多いですが基本的に原則として結婚というのは一生に一回のもの、というようにまだまだ考えられています。二回目は式をあげないという人たちも多いようです。

この結婚式で必要なのがお金です。お金を貯金していれば問題無いですが、最初にブライダルローンを使うという人たちも少なくないでしょう。ご祝儀である程度返済できるこのブライダルローンですが、モビットのような消費者金融を使うべきなのでしょうか？

ブライダルローンとは何か？

まずブライダルローンとは何かという基本的な情報からなのですが、ブライダルローンは御存知の通り結婚式にかかるお金のためのローンであり、目的別ローンのことを指します。全国合わせるとかなりの業者が取り扱っているものでしょう。

この結婚式にかかる費用は莫大なものがあり、日本では不況だと言われているにもかかわらず、現在でも200万円前後が相場となっているのです。それだけの金額を払える人はいいですが、支払えないけど四季を挙げたいという人に使われているローンです。

ブライダルローンは二種類あり、目的別ローンでブライダル関係以外には使うことが出来ないものです。しかしフリーローンとして借入をしてブライダルローンとして使うという場合には、余ったお金については別に何に使っても構わないというものです。（参考ページはこちら→用途が自由な融資を使ってみよう）

普通に考えると自由度の高いフリーローンで借りたほうがいいと思うでしょうが、ブライダルローンのいいところは金利が安いというところです。目的がはっきり決まっているために、ローンを組んだ時に金利をフリーローンよりも安めにしてくれるのです。（参考ページはこちら→金利はきちんと見ないと後々後悔します）

現在では貯金を中心に使って、足りない分はブライダルローンを使うという人たちはたくさん存在しています。結婚式もどんどん簡素化していると言われていますが、まだまだ100万円を超える金額が必要なことは間違いないでしょう。

モビットのブライダルローン？

さて、ではモビットとブライダルローンについての関係です。モビットは皆様ご存知の通り、非常に有名な消費者金融の一つです。消費者金融は数あれど、モビットほど有名なところというのは他にないのではないかと思うくらい有名です。（参考ページはこちら→大手ほど安心して借り入れが受けられます）

ただ勘違いしないほうがいいのは「モビットの中には商品としてブライダルローンがある」という勘違いです。これはたまにそういった勘違いをする人がいるのですがモビットにはブライダルローンはありません。あくまでフリーローンを流用しているのです。

モビットのメリット・デメリット

ではモビットをブライダルローンで使う場合には、メリット・デメリットはどうなっているのでしょうか？使う人と使わない人がいるわけで、実際にブライダルローンを他の業者で使った人、そしてモビットで使った人で考えてみるとわかりやすいでしょう。

モビットのメリット

モビットをブライダルローンとして使うメリットとしては気軽、ということがあげられます。気軽に今まで使っていた消費者金融でブライダルのためのお金を借りる、という感じです。なので特別に何かをする必要は特にありません。

仮にモビットを使っていて別のブライダルローンを使うとした場合は色々と面倒なことがあります。まずは他のブライダルローンに申込みをしないといけません。モビットなら余っている枠の中から新たに借りるだけでいいのですが。

もう一つがローンを申し込みした時に、それが通らない可能性があるということです。すでにモビットを使っているのであれば審査に通る通らないはもう関係ないですが、新たなブライダルローンだと審査を一から受けないといけないので落ちる可能性があります。

万が一落ちてしまうようなことがあれば結婚式のためにお金を用意できないということになってしまいます。せっかくの夫婦の出発の日が非常に気まずい門出になってしまうのは、あまり好ましくはないでしょう。
（⇒融資審査には通らない可能性がある事も考慮に）

モビットのデメリット

ではブライダルローンをモビットで使う場合のデメリットについて考えてみましょう。審査をもう一度受けなくていいなど、メリットについては語りましたが、やはりモビットにもデメリットは有ります。それは金利と借入限度額についてでしょう。

金利については最初に説明したとおりで、基本的にはモビットで借入をするとフリーローンの金利になります。フリーローンで借入をしているカードローンを使っているという人はお分かりの通り、決して金利は低くはありません。

低いと行っても10%を超えるところばかりですし、モビットの場合も同じように10%は超えてくるでしょう。ブライダルローン専門の業者であれば5%程度のところもあります。探せば低い金利の業者があるので、金利的にはモビットのほうが負けています。

もう一つが借入限度額です。モビットは消費者金融ですから基本的に総量規制の対象になっています。総量規制の対象ということは、借入をしようと思えば総量規制を気にして年収の3分の1までしか借りられない、貸してくれないということになります。

年収の高い人なら問題はありませんが、例えば年収が240万円くらいの人であれば、80万円が上限ということになります。80万円が上限となると、100万円を超えることが当たり前の結婚式がこの金額だけでは出来ないということになるでしょう。（参考ページはこちら→年収は融資審査にも直結します）

この金利と限度額という点がモビットをブライダルローンで使う場合のデメリットではないかと考えられます。

ベストなブライダルローンは？

ではベストなブライダルローンというのは一体どういうものなのでしょうか？それはたくさんの業者の中から一つを選ぶわけで、どれがベストかというのはなかなかはっきりと言えるものではないでしょう。金利や借入限度額にもよります。

ただおすすめできる使い方というのはあります。これはモビットを使おうが他のブライダルローンを使おうが同じものなのですが、現金支払いと併用をするという形がいいでしょう。例えばブライダルローンを半分、現金を半分といった形です。

現金はもう支払ったらそれで終わりですが、ブライダルローンとしてモビットでも何でも使ったら、返済しなければいけません。そこで返済の資金はすべてご祝儀を使って返済するのです。つまり最初からご祝儀を当てにして借入をするというわけです。

例えば大体ご祝儀の相場は3万円となっていますが、3万円のご祝儀をくれる友人知人、その他の人たちをどのくらい呼ぶか？で返済のためのお金をどれだけ確保できるかがわかります。例えば20人出席するのであれば60万円は確保できるということになります。

出席者×相場の3万円という計算で借り入れの返済資金を作り出せるというわけです。この返済のためのお金を頭に入れた上で、借入金額を決めるのです。そうすれば金利を少し払うくらいで返済を全額一気に行うことができるでしょう。リスクも非常に少なくなります。

このやり方はかなりオススメです。給料日前に1万円だけ借りて1万円をすぐに給料日に返済する、という方法と同じようなものです。ブライダルローンの借入を上手に使う方法といえます。

ブライダルローンとモビット

モビットが今後ブライダルローン、カーローンなどの他の商品を作って販売する可能性があるか？というとそれは残念ながら考えられないでしょう。おそらく今後もそのままフリーローン一本で商売をしていくのではないかと考えられます。

ですが逆に考えればフリーローンであるカードローンは何に使ってもいいということでもあります。何に使ってもいいのであれば、逆に利用価値があるということでもあります。目的別ローンのように目的を決められない自由さは最大のメリットでしょう。

もし今モビットを使っているというのであれば、新たなブライダルローンを組むよりもモビットを使ったほうが楽に借入をすることができる可能性はあります。新しい門出に失敗したくないというのであれば、モビットを計画的に使うのもいいと思います。