貸付条件が悪い?モビットを使うのは損なのか
モビットを使うときの貸付条件、悪いという話がたまにちらほら出ています。人によっては悪いと感じることもあるようですがその逆にモビットの貸付条件がいいという話も出てきて、全く両極端の意見が並ぶことも当たり前のようにあります。
(⇒モビットへの意見ってどんな感じ?)
これはモビットだけに限らず他の業者にもあることですけれども、じゃあ両極端の意見があるときにはモビットは本当はどちらなの?という疑問が出てきます。モビットの貸付条件がいいか悪いか、少し考えてみたいと思います。
ここは具体的に本当に貸付条件がいいかどうかを比較してみるのがいいと思います。(参考ページはこちら→モビットを使う前は比較が有効?)
モビットと他社の比較をする
そして貸付条件について考えるのですから、いくつかのポイントがあります。貸付条件のいい悪いを決めるポイントとして以下のものを比較してみます。
- 金利
- 借入限度額
- 返済金額
この3つのポイントをまずは比較してみましょう。
モビットと他社の金利比較
まずは金利についてです。貸付条件を考えるのであれば、金利が一番重要でしょう。それではこの金利について、モビットと同じくらい有名な消費者金融であるA社を比較してみます。ついでに条件が良いと言われている銀行系カードローンのB社も見てみましょう。
モビット | 消費者金融A社 | 銀行系カードローンB社 |
---|---|---|
3.0%~18.0% | 4.5~17.8% | 4.0~14.0% |
このようになっています。銀行系カードローンについては大手の業者を選んでいますから、やはり圧倒的に条件面では上と言えるでしょう。4.0という低さはたくさん借入れをしても住宅ローンよりも少しだけ高いレベル、といえるでしょう。
そして14.0%が最大金利なのですから、借入金額が少ない人の支払い負担も少なくなります。銀行系カードローンが圧倒的に貸付条件がいいというのはありますが、じゃあ消費者金融同士で比較してみたらどうなるか?というところだと思います。
まず消費者金融同士で比較をすると、モビットの金利は他社の金利よりも若干高めになっています。最大金利でも0.2%高いですし、最低金利でも0.3%の差がついています。金利という点だけで見ると、モビットはさほどいい条件ではないといえるでしょう。
借入金利はたくさん借入れをすればするほど、0.1%の違いが響いてくるものです。10万円の場合は100円にしかなりませんが、1000万円借入をすると1万円になります。借入金利が0.1%でも低いものを選ぶのは借入が多い人ほど必須になるでしょう。
一方、あまり借入をしないでいい場合、少額の融資の場合はさほど変わりはありません。年間でも0.2%の違いしか無いということは800万円借入をしていた時でも1万円程度しか変わらないのです。これが5万円であれば、100円とかなり小さいことがわかるでしょう。
銀行系カードローンほどの違いが数%あれば、さすがに貸付条件として悪すぎると言えますが、借入金額が少ない人は十分なくらいの金利ですので、貸付条件は下回ってはいます。しかし悪すぎるというほどではないのではないでしょうか。
(⇒モビットの金利について考える)
借入限度額の比較
次に借入限度額の比較です。借入限度額は低いところでは1万円から、そして高いところでは1000万円まで貸出をする業者もあります。そんな中、モビットや他の消費者金融、そして同じように有名な銀行系カードローンはどうなっているでしょうか。
モビット | 消費者金融A社 | 銀行系カードローンB社 |
---|---|---|
1万円~800万円 | 500万円まで | 10万円~1000万円 |
このようになっています。基本的にはやはり銀行系カードローンが金利に続いて、限度額においても圧倒的に高いと言えるでしょう。1000万円までですから、ほとんどの利用者は十分すぎるほどの金額を限度額に定めていると言えると思います。
消費者金融の限度額はどこもあまり変化はありません。その代わり一方の消費者金融の場合はあえて1万円のような形で書いていないところから見ると、あまり少額融資については積極的ではないように思えます。
一方のモビットは1万円からというのがあえて書いていることからも、少額融資も受け付けているし、どんどん申込みをしても大丈夫という姿勢が見えます。どちらかと言うとモビットは使う金額が少ない人にオススメだといえるでしょう。
最低返済金額の比較
最後が最低返済金額についてです。昔は最低返済金額は1万円が当たり前で、今でも1万円というところも多いのですが、1万円以下の場合もチラホラと出てきています。モビットや他の消費者金融、銀行系カードローンの場合はどうなっているのでしょうか。
モビット | 消費者金融A社 | 銀行系カードローンB社 |
---|---|---|
4000円から | 借入金額×3.61% | 1万円以下は全額返済 |
このようになっています。モビットは4000円と固定になっているのですが、他の場合は少し変則的になっています。例えば消費者金融A社の場合は3.61%をかけた値になっています。例えば10万円借入をしていた場合は3,610円が最低返済金額になります。
10万円だけ見てもモビットよりも低いですが、さらに5万円の場合はその半分ですので1805円ということになります。ただ、この会社は1000円単位で切り上げになっているので3610円なら4000円、1805円なら2000円が返済金額ということになります。
銀行系カードローンの場合は1万円以下の残高になっている場合、もうそれは全額返済ということになっています。それ以上に残っている場合は1万円ずつ返済していくというのが最低返済金額となっているので、こちらはモビットよりも高めと言えるでしょう。
モビットの場合も4,000円ですから決して高い数字ではありませんし、そんなに高いわけではありませんが、これでも高いと感じる人もいるのかもしれません。そうなると、5万円の残高なら2000円の返済でも大丈夫という他社のほうが優れているのかもしれません。
モビットの貸付条件は良い?
以上の部分を見ると貸付条件で言うとモビットは少し下回っているといえるかもしれません。モビットはこういった貸付条件だけで比較されると、他の業者よりも低いのであまり使わないほうがいいというアドバイスが出てきてもしかないかもしれません。
ただしモビットは少しだけ下回っているかもしれませんが、だからといって大きなマイナスというわけではありません。金利だって左程変わらないですし、返済金額もほとんど変わらないしそこまで負担になるような大きさではありません。
限度額については他の消費者金融と変わらないわけですから、全然OKではないか?と思ってしまうでしょう。しかしそれが現実だと思います。実際には小さな違いしか無いのですが、それが大きな違いであるかのように思う人がいるというわけです。
しかし、消費者金融としてはさほど変わらないけれども人気があるというのは事実です。モビットが人気があるのはたくさんのCMなどで露出が多くて知名度が大きいというのもありますが、他にも実はちゃんとした理由があると考えられます。
他にあるモビットのメリット
それがモビットには他のメリットがあって、そのメリットを多くの人が感じているということだと思います。モビットはこのような貸付条件だけで言うと少しだけ他社の消費者金融よりも下回りますが、自由度という点では圧倒的に上でしょう。
例えばモビットの商品説明のページなどを見てもらえればわかりますが、利用するときには完全にフリーローンで、利用するための条件というのはほとんど書かれていません。何も指定をしないし禁止していないという自由さがモビットにはあります。
対する銀行系カードローンであったり、他社の消費者金融ではその点の制約というのが必ずあります。例えば銀行系カードローンの例で上げているB社ですけれども、ここは事業性資金には利用できないと書かれています。つまりビジネスには利用出来ないのです。
個人事業主やフリーランス、小規模な企業を運営している人たちなどはお金が足りなくなって借り入れをすることもあります。その時に事業性資金に使えないというところから借りても、ビジネスの仕入れや事務所費支払いなどに使えないのです。
モビットはその点全く関係ないとされていて、何に使ってもいいようになっています。もちろんビジネスのために使ってもいいですから、すい光熱費や家賃、事務所にかかる備品などを購入するためにモビットの借入も使われるのです。
もう一つ消費者金融であるA社を見てみると生活費のみに使えるというようになっています。確かに多くの人は生活のために消費者金融を使っていると言われていますから、これで困らない人もいます。しかし困る人も中にはいます。
あまり褒められたことではありませんが他社の借入を返済するために借りるという人もいれば遊ぶために借りたいという人もいるでしょう。他にも教育費に使うという人もいるでしょうし、慰謝料などに使いたいという人もいます。
そういった人のニーズには答えられないように消費者金融のB社ではなっているのです。しかしモビットは全てにおいて問題ではありません。どういうものであっても使うことが出来ますから、他社の返済のために借りてもよく、一本化もできるようになっています。
慰謝料のためや教育費のために使ってもいいでしょう。とにかく他の会社に比べて自由度高いということ、これがモビットのいいところなのです。モビット以外の業者はたいてい何かしらの制約がついていますがモビットはそれがないのです。
自由と審査が甘いのが特徴
むしろモビットを使っている人はこの点をわかっているのではないかと思います。モビットはすごい人気になっていて、露出度が多いからというのもあります。しかし貸付条件だけで勝負したらモビットはやはり他社より若干劣ってしまうのです。
だからこそこの自由度というのがモビットの最大の特徴であり、多くの人がこの自由であるということを評価して使っているのではないかと思います。モビットのいいところはこの自由度であり、そして自由度を活かすことが出来る審査の甘さでしょう。
だからある意味ではモビットが貸付条件がいいとか悪いとか、そういうことはあまり気にならないのかもしれません。もともと貸付条件がいいか悪いかだけで選ぶなら、最初に書いている通り銀行系カードローンを使うわけですから。
そうではなくてあえてモビットを使っているということは、モビットの自由度であり審査の甘さであり、そういった部分に魅力を感じていると考えて方がいいでしょう。人気の秘訣は貸付条件が多少悪くても、他の部分が補って余りあるのだと思います。
(⇒モビットは本当に審査が甘いの?)
【参考ページ】
モビットと色んな金融業者の比較結果はこちら
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- モビットの審査ってどうなの?あんしんキャッシング指南
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