おまとめにも利用できる？複数の借金に困ったらモビットを

借金のし過ぎには注意しないといけない、そんなことはわかっているんですけれどもどうしても使いすぎてしまうこともあるでしょう。多重債務になる前に何とか手を打たないといけないわけですが、そういう時にモビットを利用をするという手もあります。

モビットで複数の借金をまとめたという人は少なく無いと思いますが、あまりおすすめできないという人も多いです。他にもいろいろな業者がおまとめ借り入れの商品を出していますが、モビットでまとめるのとはどう違うのでしょうか。

どちらのほうが有利なのか、どう違うのか、どう考えたらいいのかなどを考えてみましょう。

おまとめローンとはなにか

そこでおまとめ借り入れをすることによって、借金を借りていた業者が3社あったところを1社に帰るというようなことが可能になるわけです。こうやってまとめてしまうことにはメリットが大きいし、たくさんの借り入れをしているよりも有利なので使われています。

過去の一本化はヤミ金が中心

歴史的に振り返ってみると、実はこのおまとめローンであるとか一本化、おまとめ借り入れと言われているものは基本的に普通の業者は行っていなかったと言われています。ではやっていたのはどこか？というとヤミ金がほとんどだったのです。（参考ページはこちら→闇金ってどんなところ？）

ヤミ金以外が借金をまとめなかったというのは少し語弊はありますが、まとめようと思えば一本化すること自体は出来ました。しかしそのためのハードルが非常に高かったのです。まとめるためのお金を貸してくれる業者は少ないものでしたから。

ですのでヤミ金が一本化をしてくれるという借金については非常に多くの人が利用していたと言われています。もちろんヤミ金ですから借りてしまえば金利も高いし、結局返済できなくなってしまうということも当たり前に起こっていました。

今ではそれらを一般の登録業者である消費者金融や銀行系カードローンが出来るようになっているのです。もちろんヤミ金がやっていた時代に比べると格段に金利も低いし、借入もしやすくなっているのでいい時代になったのではないでしょうか。
（⇒違法かどうかは金利を見るべし）

おまとめローンのメリット

ではおまとめローンで具体的にどういうメリットがあるの？というと、それは下記のようなメリットがあります。

• 返済回数を減らすことが出来る
• 金利を減らすことが出来る
• 煩雑さを減らすことが出来る

だいたいこの3点がメリットと言われています。

返済回数を1回にできる

まず返済回数についてなのですが、1回だけにまとめてしまうことが出来るでしょう。返済を一回にまとめられるというのは複数の会社から借り入れをしている人にしてみれば、かなりいい条件だなというのがわかるかと思います。

大体の業者は毎月の返済を行うことを要求しますし、それは避ける事が出来ません。例えば1社借入をしていれば月に1回だけの返済日ですけれども3社借入をしていれば3社分の返済日がやってくるというわけで、かなり不利になります。

月に3回の返済となると、最低返済金額がモビットのように4000円位ならいいですが、業者によっては1万円のところも多くあります。であれば1万円を3回返済しないといけないわけでかなりの返済負担です。それが3日連続になった日には大変でしょう。

このことからもできるだけ返済日というのは1回だけの方がいいし少ない方がいい、ということがわかります。おまとめをしてしまって一本化するとその業者にだけ返済をすればいいので、月1回の返済日に減らすことが可能になります。

1回だけの返済日に減らすことができれば一気に楽になるでしょう。月に3回も4回も返済日があるときにはお金をどうやって集めてくるか、頭を悩ませていたかもしれませんが、それが1回だけになります。それに場合によっては返済金額を減らせます。

例えばモビットの場合は50万円以下ならば1万3千円の返済金額が必要なのですが、3社で毎月1社ごとに5000円ずつ返済をしていた、というような場合もあるでしょう。そんな時はモビットで一括してしまえば2000円浮かせることが可能です。

もちろんもっと返済にお金がかかっていたという人もいるでしょうから、楽にするためにはこのような方法があるというわけです。毎月の返済金額を減らし、返済回数を減らすことで精神的にも経済的にもメリットが有るというわけです。

金利を減らし支払額を減らす

二つ目のメリットとしては金利を減らす事ができます。金利を減らすことが出来るというのは意味がわからないなと思うかもしれませんが、これは消費者金融というものの特性を考えれば当然のことであると理解できると思います。

消費者金融というのは借入金額が少ない時に金利が高く、借入額が上がっていけば行くほど金利が低くなっていくという特性があります。つまり借入金利を減らしたいのであれば、たくさんの枠をもらって借入するのがいいのです。

借金を１つにする前の状況というのは消費者金融で考えると、だいたい総量規制よりもだいぶ下回った金額を分けあっている状況になります。150万円まで総量規制で借りられるとした場合、50万円ずつの枠を3社で分け合っている状態でしょう。

これが分散して借入をしている時ですが、これを一社にまとめてしまうと150万円の枠いっぱいを1社でもらえることになります。となると、1社ごとに50万円の枠しかなかったのが1社に集中して150万円の枠を貰えることになります。

50万円よりも150万円のほうが確実に枠としては大きく、ほぼすべての業者で金利が下がります。モビットも同じで、50万円の枠よりも150万円の方が低くなりますので、金利を下げたいならば一つにまとめてしまったほうがいいのです。

逆に言えば分散して3社や4社から借り入れをしていれば、無駄な金利を払っていることになります。金利を無駄に払うということはそれだけ支払いも大変になるし完済までのスピード感が遅くなるということでデメリットはかなり大きいでしょう。

ですのでまとめてしまえば金利を減らすことにつながって、完済までのスピードを落とすことが出来るというわけです。このためだけでもまとめてしまうということは悪くない選択肢でしょう。

返済忘れなどを防ごう

最後が煩雑さを減らすことが出来る、管理コストを下げることが出来るというメリットです。返済忘れなどを防ぐことが出来るという点が非常にプラスに働くわけですが、3社も4社も借入をしていればそれだけ管理が大変になります。

すべての消費者金融の返済日が同じというわけではありませんし、全部違っているし、返済しないといけない最低返済金額も違うでしょう。残高も違っているし金利も違っているのですべてをチェックするのに労力がかかります。

これが一社だけに変わると一気に管理が楽になります。毎月の返済日を一つだけ覚えていればいいですし、返済した金額や残高なども一つだけをチェックすればOKです。金利などについても覚えておくのはその業者一つでいいのです。

仮にモビットだけにしておくとすればモビットだけを見ておけば良くなり、返済忘れなどがなくなります。3社も4社も複数借りているとどうしても返済日などを忘れがちですが、それがなくなるというだけでもプラスになるでしょう。

特に管理が苦手だとか色々と物忘れをしてしまうというような人には、この一つだけにまとめてしまうということは重要です。返済遅れは遅延損害金を払うことにもつながります。損をしないためにもひとつに纏めるメリットは有るのです。

モビットでまとめる際の注意

おまとめ借り入れに関するメリットが有るというのはわかると思うのですが、じゃあ一般的におまとめローンであるとか一本化と言われている商品と、モビットで借金をまとめることの違いは何なのか？という点もちゃんと知っておいたほうがいいでしょう。

実はこの違いというのはちゃんと存在します。モビットの場合はおまとめローンというものがありませんから、一般的な借入を使ってまとめるということになります。この場合は総量規制のことをよくわかっておかないといけません。

つまり総量規制以上の枠にすることは出来ません。しかし一方のおまとめローンとされているものについては総量規制を気にしなくていいのです。非常にわかりにくいので300万円の年収の人を例に取ってみましょう。

30万円ずつ3社から借り入れをしているとしましょう。合計の借金は90万円で総量規制の範囲内です。この時にモビットで借金をまとめようとしたら90万円の枠が必要です。しかし追加で90万円の枠をもらうことは総量規制があるのでできません。

しかしおまとめローンの商品を用意しているところであれば、この新たに用意される90万円の枠というのは総量規制に含まれないで特別に新しく借り換える事ができるようになっているのです。これがモビットを使うかおまとめローンを使うかの違いです。

こうやって考えるとおまとめローンのほうが便利だし、何でもとりあえずはおまとめローンの方からと考えたいのはやまやまです。それでも構わないのですが、モビットで借金をまとめてしまうというのもおすすめできるシチュエーションもあります。

モビットでまとめるといい場合

ではモビットを使うと良い場合というのはどういう場合なのでしょうか。それは例えば総量規制の範囲内でモビットに借り換えて一本化するか、もしくは複数借入の会社数を減らそうとするときに使いやすいと言えます。

まずひとつ目の総量規制の範囲内というのは借入金額が非常に低いけれども、いろいろな業者を使っているという人向けです。最近は始めての人にはサービスとして金利を安くしてくれるなど、いろいろな特典があるのでそれを使いたい人は多いです。

そうなるとそういった初めての人向けの特典を使うために、いろいろな業者を使ってしまったという人は多いと思います。知らない間に複数借入になってしまったけれども総量規制には余裕があるという人にはモビットを使ってもいいでしょう。

モビットでまとめてしまえば返済も楽になるし、返済日も1回だけになるし、何よりも金利を落とすことも出来るでしょう。なので総量規制に余裕がある時にはこの方法は使えます。あえて他のまとめローンにスる必要もないでしょう。

もう一つが総量規制内であり借りている会社の数を減らす時です。つまり借りている会社の数が3社の場合、2社に減らすという時にモビットは使えます。だんだんと減らしていくという方法も使えますし、やり方は色々と考えられます。

例えば50万円の借入があり、総量規制は100万円とした場合でモビットから20万円、その他から30万円借りていたとしましょう。その時にはモビットで枠を増額する必要はありますが、50万円全て借入してしまうという方法もあります。

この時、モビットで枠を増やしてモビットで借りたお金を他社の繰り上げ返済に使うという方法で一本化してしまうのです。モビットは他社の返済のために使ってはいけないという縛りもないために、このような方法が使えるわけです。
（⇒枠を増やすにも審査が必要です）

これが3社の場合でも同じです。20万円ずつ借入をしていたとして。モビットの20万円を40万円にして、40万円と20万円にするという方法も使えます。借入の業者数を減らすことで、少しでも管理コストや金利を落とす事ができるでしょう。