モビットで借入の際、UFJ銀行に口座があると便利な点は?
日本で3本の指に入るほど、有名であり使いやすく人気のある消費者金融といえばモビットです。このモビット、それだけすごいと言われているわけですが、この3本の指に入るほど有名で使いやすい理由というのが特に銀行口座などの制約がないということです。
銀行系カードローンなど、その銀行の口座がなければ消費者金融も借りられない、というところが多い中、モビットの場合はその口座がなくても借入をすることが出来るのです。逆にUFJ銀行の口座を持っている場合にはなにかプラスはあるのでしょうか。
(⇒モビットと銀行の相性)
UFJの口座がある場合とない場合、どのような違いがあるのかというのを比較してみたいと思います。
(⇒金融業者の比較について考える)
UFJ銀行とモビット
消費者金融としてはこういう銀行が主導して作るというところのほうが珍しく、特に都市銀行とされていた三和銀行が中心となっていましたから、珍しいものでした。そこには三和銀行だけではなく今のプロミスであるとかアプラスなども入っていました。
プロミスは三井住友銀行系の消費者金融として有名で、今でも大手の消費者金融の一つとして有名です。アプラスは信販会社でいわゆるローンであるとかクレジットカードなどを販売している会社ですが、ここも有名な会社で知っている人も多いでしょう。
三和銀行を中心としてプロミス、アプラスの協力があって初めて2000年に設立されて営業をはじめました。それからアプラスが今の新生銀行のグループに移ることになってUFJグループからは脱退することになり、資本提携が解消されました。
そもそも三井住友銀行は御存知の通りプロミスを持っていたわけで、あえてプロミスを持っているにも関わらずモビットを欲しがるというのはおかしいのではないか?と思われていました。結果、三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行の半分ずつが持ち合うことになったのです。
モビットの2つの顔
そして2014年になってこの状況は解消されて、モビットは実は三井住友銀行グループになっています。モビットが三井住友銀行グループになったんだから三菱東京UFJ銀行のグループとは何の関係もなくなったのか、というとそうではないのです。
ここがややこしいのですが、実はモビットには2つの顔があって、その2つの顔を分けあった形になっているのです。一つは三井住友銀行グループになったモビットの消費者金融に関する機能です。もう一つはまだ三菱東京UFJ銀行グループになっています。
それが審査業務です。現在はエムユー信用保証という名前になっている会社なのですが、ここが引き継ぐことになりました。エムユー信用保証はもちろん三菱東京UFJ銀行のグループですので、審査保証についてはUFJグループに残ったのです。(参考ページはこちら→保証会社としての存在について)
つまり少し前までモビットというのは審査業務もやっていたのですが、現在は審査業務は別の会社に吸収されてやらなくなったというわけです。逆にモビットは三井住友銀行グループになって、そこで消費者金融業務だけを行っているのです。
かなりややこしいですが、2000年に作られてからは紆余曲折を経て現在の形になっているというわけです。
UFJの口座が使えるのか
元々はUFJとのつながりが深かった会社であり、消費者金融ですが今はすでにグループを変わっているので意味が無いのではないかと思うかもしれません。しかしUFJの口座があれば使えることはありますし三井住友銀行の口座と変わらないのです。
それが2つの機能で口座振替の機能とWEB完結に関する機能、ということになります。
WEB完結
WEB完結はもうかなり有名になってきているので知っている人も多いかもしれませんが、WEBを使って借入をして返済をするというところまでの一連の行動を、電話などを使わずに済ませられるというものです。これがモビットの特徴でもあります。
モビットの特徴の一つとして昔からWEB完結がある、ということが強いと言われてきているのです。今でも似たようなサービスは他の業者も取り入れているのですが、さすがに最初にやり始めているモビットほどのサービスは出来ずにいます。
モビットのWEB完結と言うのは実は借金をするために必要なこと、例えば申込みから本人確認や在籍確認など、すべてのことをウェブ上で行うことが出来るのです。全てをネット上で終わらせることが出来るのは心強いといえるでしょう。
例えば今でも似たようなサービスを出している会社があるということですが、ネットからの申込みというのはどこの業者も出来るようになりました。消費者金融でも銀行系カードローンでも、そのあたりは殆ど変わりませんが本人確認だけは電話がほとんどです。
電話で本人確認をしないと免許証などとの整合性があるか、一致するかなどがわからないからということです。しかし実はそういったことをしないで済むのがWEB完結なのです。つまり電話が来ないで本人確認を済ませることが出来ます。
それは代わりに免許証やパスポート等を提出してもらうこと、それ以外にも収入証明や在籍証明になるような、給与明細なども出してもらうことになります。そうすれば借入を始めることが出来るようになる、という画期的な方法なのです。
つまり一切電話を使わないのです。在籍確認や本人確認など、いろいろなところで電話を使うのが一般的になっていますが、モビットの場合は電話が苦手でも大丈夫というわけです。ただ、借入についてはネットからの借入と返済ということになります。
ローンカードは使えないので注意が必要ですが、このWEB完結をモビットでやりたいというのであれば、モビットの場合は三菱東京UFJ銀行の高坂三井住友銀行の口座を持っておかないといけないのです。2つがなければ対応出来ないようになっています。
特に最近の若い人は手数料を減らしたいということで、ネット銀行系を使っている人が多いと思いますが、それらはモビットのWEB完結を使うときには不向き、というわけです。なので三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行の口座を持っている人のみのサービスなのです。
口座振替
口座振替も便利ですね。口座振替にしておくと便利なのは返済を忘れないということです。もちろん口座にしっかりとお金があることが前提ですが、生活費などを入れておく口座を使えばいいでしょう。これもモビットで設定できます。
モビットで口座振替が出来るのが三菱東京UFJ銀行の口座と三井住友銀行の口座だけなのです。これはグループだからということも大きいのですが、おそらく他の銀行の口座を認めてしまうと、色々とお金がかかってしまうからでしょう。
よくガスや水道などを口座振替にしている人は多いと思いますが、口座振替にしていると、ガスや水道などをそのまま口座振替されて口座振込みのような振込手数料もかからないから便利だな、というように思っているかもしれません。
しかし実はこのサービス、当然の事ながら銀行が手数料をしっかりと徴収しているとされています。タダというのはありませんから当然ですが、それらを口座振替の業者が払ってくれているために、手数料が見えなくなっています。
あたかもただのように思えてしまうわけですがタダではないということです。だからもしモビットが他の銀行、それこそ二本にたくさんある銀行での口座振替を認めるようなことがあれば、それだけたくさんのお金を払うことになってしまいます。
なので三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行に限定していると考えられます。この2つの銀行ならグループだし、三菱東京UFJ銀行とは長く付き合いがあったということもあります。だから安く、もしくはただで使わせてもらえる可能性が高いのです。
実際にモビットがどのくらいのお金を払っているかなどはわかりませんが、確実にこの2つだけに絞っているのにはこのような理由があると考えられます。
UFJの口座はメリットが低い?
今のところメリットというとこの口座振替、そしてWEB完結という方法の2つが使える、というのがUFJの口座を持っていることのメリットと思ってもらっていいでしょう。ではこれ以外のメリットは?というと今のところはないと言っていいです。
今後もしかしたら何かしらのサービスが展開されるかもしれないし、三井住友銀行のキャッシュカードと同じようにプラスが増えるかもしれません。しかし今のところはこれだけですし、メリットと感じない人がいても不思議ではありません。
メリットと感じないのはおそらく口座振替を使わないであるとか、WEB完結を使わないからなのでしょう。もちろん使わないのであればあえて口座を作る必要性はありません。口座を作らなくても出来るというのもモビットのいいところですから。
今までの消費者金融や銀行系カードローンの中には、モビットのように口座を選ばないというところは少なかったのです。今でも地方銀行や信用金庫は口座を持っていないとダメ、というところが多い中、申込みをしやすいといえるでしょう。
なので特に口座振替やWEB完結を使わないというのであれば、そのままモビットを申しこめばいいでしょう。モビットは口座によって金利が変わるとか借入額が増えるとか減るとか、そういうこともないので安心して大丈夫です。
三井住友銀行グループのモビット
ですが今後はどうなるかはわかりません。消費者金融の世界は法律の変更も多く行われますし、合併や併合、そして売却や買収といったことも多く行われています。現在はUFJグループから完全に離れてしまっているのがモビットです。
今までのことがあるのでモビットはUFJでも口座があればWEB完結などが出来るようになっていますが、今後は三井住友銀行の口座でなければ出来ないようになる、という可能性もあるでしょう。どんどんUFJの色が消えていく可能性もあります。
それでもUFJであろうとも三井住友銀行のグループでも、同じように使えるというのがモビットのいいところです。モビットはおそらくどこかのグループに変わっていって、合併して行ったりしたとしても今のように使いやすいものであることは変わらないと思います。
もちろん合併や併合によって、モビットのネットでのやりとり口座というのが変わっていくことはあるでしょうが、口座を使わないでローンカードを使うというスタイルであれば、今でも将来でも特にこだわりなく使うことが出来るはずです。
モビット以外の消費者金融と比較をしてみてください。銀行系カードローンでもいいでしょう。ぜひ比較してみるといいですが、モビットほど使いやすいところというのはほとんどないでしょう。ここまで口座を選ばないところは少ないのですから。
(⇒モビットの良いところは他にもあります)
だからこそ今人気であり、昔から人気なのかもしれません。今のところ三菱東京UFJ銀行のグループから離れて三井住友銀行のグループになったからといって、何かしらのマイナスがあるとか客離れが始まっているという話も聞いていません。
なので今のところあまり心配はないかと思いますが、今後の動きにだけは注目しておいたほうがいいでしょう。モビット以外も大きく変わるのが消費者金融の世界なのですから。

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