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借入初級編~モビットで限度額を超えて借りることはできる?

カードローンを初めて利用する方は、専門用語が持つ意味が解りませんよね?単語からイメージする事は出来ても、本当の意味や、何処でどんなローンを取り扱っているのかは、実際に借りる必要に迫られてから調べたり体感するものでしょう。
(⇒初心者が融資を使う際に知っておきたい事

ここでは特に『限度額』の意味と、大手消費者金融のモビットが取り扱っているローン商品を参考に、借入れの基本をお話しします。

限度額とは何か

まず、カードローンに必ず設けられている『限度額』について説明しましょう。言葉のイメージで、借入れには限度があるんだなというのは想像がついたでしょう。しかし、単純にそれだけの意味では終わらないのが業界用語の難しい所なんです。
(⇒融資の限度額ってそんなに複雑?

専門用語としての限度額とは?

カードローンの世界で『限度額』とは、銀行や消費者金融会社が審査の結果、利用者一人一人に合わせて設定した融資上限金額の事を言います。

この審査は、申込みの時だけでなく、3ヶ月に1度のペースで「今の限度額は妥当か」を見直す審査も含まれています。つまり、1度契約したからといって、限度額がずっと変わらない訳ではないという事になります。

似て非なる用語『極度額』の意味

『限度額』と似た用語に『極度額』があります。こちらは契約の際に設けられる最大融資額という意味で、『限度額』よりも簡単には変動しません。どちらも「最大融資額」として用いられる用語ですが、その意味には大きな違いがあります。

限度額と極度額の違い

では、具体的に『限度額』と『極度額』は何が違うのでしょうか?この意味を知っているといないのとでは、後々のローンライフに大きな影響を与える事にもなりかねませんから、初めのうちにしっかり覚えておきましょう。

限度額は極度額の範囲内で動く

ざっくり説明すると、『限度額』は貸し手である銀行や消費者金融会社が自由に変更出来るのに対し、『極度額』は契約の際に取り交わした上限金額を、簡単には動かせないという違いがあります。

また、『限度額』は『極度額』の範囲内で減額や増額をする事が出来ますが、『極度額』を変更するには双方の同意が必要となります(契約解除の場合を除く)。
(⇒融資額は減る事もあり得るのです

つまり、基本は『限度額=極度額』なのですが、見直し審査によって利用者の信用が損なわれると、『限度額<極度額』となり、信用が回復されれば再び『限度額=極度額』までは利用できるようになるということです。

極度額が動くのは「契約の変更」

では、『極度額』はずっと動かないのかというと、そんなことはありません。代表例としては、信用が上がることで『極度額を増額する』ケースです。最初の契約時よりも信用がつけば、極度額を増やすことで更なるお得意様になることも可能なんです。

モビットの取扱い商品

ここからは話題を変えて、大手消費者金融のモビットが取り扱っているローン商品についてお話をしていきます。唐突に感じられるかもしれませんが、ここまで述べてきた『限度額』の意味を知る上で、最も解りやすいケースとしての紹介だと思いながらお読みください。

モビットはカードローン一本勝負

お金を借りる(キャッシング)ローンにも、いろいろな種類があります。代表的なのは…

  • カードローン
  • フリーローン
  • 目的別ローン
  • 借り換え・一本化ローン

の4種類で、銀行や大手消費者金融ではこれら複数のローン商品を展開している所も多くあります。

その中で、モビットは「カードローン」一本で融資をしている大手の中では珍しい消費者金融会社です。ローン商品がひとつしかないというのは、他の物と比較する余地がないとも言えますが、一方で迷わずカードローンに集中できるとも言えますね。

極度額の記載は会員規約にある

モビットの公式サイトを隅々まで読んでみると気づくのですが、『限度額』についての記載はあっても、『極度額』については目立つ記載がありません。これは他社にも共通していることで、むしろ『極度額』を記している方が少数派ですらあります。

では、『極度額』について説明(記述)はないのか。実は契約締結前に目を通す「会員規約」にしっかりと盛り込まれているんです。モビットの会員規約によれば…

  • 『極度額』は利用者の希望を上限に、モビットが決定した金額
  • 『極度額』は契約内容確認書に明記をする
  • 『限度額』は取引状況の審査によって、モビットが決定する
  • 『限度額』は『極度額』を超えることはない
  • 『限度額』は規約違反や債務不履行などで減額・停止もある

いかがでしょうか。先に説明した『極度額』と『限度額』について、会員規約でしっかりと説明がなされていることをお解りいただけたでしょうか。

『極度額』については利用者の意向を元に、審査によって決定され、契約書に明記される反面、『限度額』については日頃の取引状況によってモビットが利用者の許可がなくても減額をする事ができるとされています。

そして、これはモビット以外のカードローンにも共通した事柄です。限度額を減額する際、「よろしいですか?」と許可を求めてくることはありませんから、日頃の取引は誠実に行なうように気をつけなければいけません。

限度額を超える融資はあり得るか

では、きちんと契約を守って利用していれば、『限度額』を超える融資をしてもらうことはできるのでしょうか。減額があるなら、超過があってもいいじゃないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。

再度『限度額』の意味を考える

『限度額』は『極度額』と同額であるのが普通です。『限度額』を超えて『極度額』までの範囲で融資をするという事は、何かしらの原因で『限度額』が減額されているという事になります。

そして、再度考えて頂きたいのが、『限度額』は規約違反や債務不履行など、日頃の取引状況がよろしくない時に減額や停止となる点です。更に、会員規約によれば、繰り返し借り入れができるのは『限度額の範囲内』となっています。

つまり、『極度額』よりも少ない『限度額』の場合、利用可能なのは『限度額』の上限だという事になります。そして、一度減額された『限度額』を『極度額』と同額に引き上げてもらうには、良好な取引状況を一定期間以上継続することが求められます。(参考ページはこちら→増額を行うなら慌てずに

結論~限度額を超える融資は不可

『限度額』と『極度額』の意味やモビットのカードローンを例にして『限度額を超える融資はしてもらえるのか』を検証してきましたが、結論をまとめるとこのようになります。

  • 『極度額=限度額』では、極度額を超える融資は受けられない
  • 『極度額>限度額』では、限度額を超える融資は受けられない
  • 『極度額>限度額』は、見直し審査で信用を失っているためなので、『極度額=限度額』に戻すには信用回復の実績と時間が必要になる

繰り返しになりますが、この仕組みはモビットだけのものではありません。他社のカードローンやフリーローン全てに共通している事柄ですので、「モビットは特別に厳しい」と勘違いはしないで下さいね。

また、契約後にお給料がアップしたり、非正規雇用から正規雇用へと転職をして属性が良くなったり、他社ローンを完済したりする事で、『極度額を上げる』事も可能ですが、全ては日頃の取引状況が良好である事が大前提と考えておきましょう。
(⇒金融業者が重んじる条件とは

モビットは最初にカードローンの仕組みを知るには絶好の消費者金融と言えます。初めてカードローンを検討する際、カードローンとはどのようなものかを勉強する上でも公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

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