消費者金融は審査が甘いってホント！？モビットの審査は?

消費者金融は審査が甘いと聞くかと思います。それはどこと比較して甘いというのか、そもそも審査が甘いというのはどういう事なのか、それをきちんと理解できていますか？

どうして消費者金融は審査が甘いと言われているのか、それはどこと比較してなのか、そしてモビットの審査はどうなっているのか、いくつかのポイントから考えていきましょう。
（⇒金融業者は比較が一番良く理解しやすいです）

消費者金融と銀行の審査ハードル

審査が厳しいと言われているのは銀行です。では、その銀行と審査ハードルがどの程度違うのかという点から考えてみましょう。

不安要素がない人物ということは、少しでも問題があると判断されれば審査には通らないという事です。どういう点が問題だと、不安要素だと判断されるのか、その条件をいくつか挙げてみましょう。

• 収入が安定していない
  (不定期である、金額が増減する)
• 勤務先が不安定である
• 自己破産、任意整理、延滞をしたことがある
• 現在借金返済中である
  (件数、金額の大小関わらず)

このような状況であれば、まず銀行の審査をクリアすることはほぼ不可能だと考えておきましょう。銀行が融資をすると判断するのは、このような不安要素が無く確実に返済してくれるだろう人物のみなんです。だからこそ銀行の審査が厳しいと言われているんです。

では消費者金融はどうなのかですが、多少の不安要素があっても審査に通る場合があります。もちろん、あまりにも不安要素が多ければ返済能力なしという判断になってしまうのは消費者金融も同様です。ただ、消費者金融も大小規模があります。大手の消費者金融になれば多少審査は厳しくなってきますね。

小規模の消費者金融になってくると利用顧客を獲得するために審査ハードルを下げている傾向があります。ですから、銀行の審査に落ちて、大手消費者金融の審査に落ちてしまった人であっても利用できる可能性が出てくるわけです。

このように、審査ハードルは銀行、大手消費者金融、小規模消費者金融それぞれで違ってきているわけです。（参考ページはこちら→金融業者毎に審査基準は異なるものです）

審査が甘いという意味

ここで審査が甘いという意味を考えてみましょう。審査が甘いという事は、利用しやすい、審査に通りやすいということですよね。Ａ社の審査ハードルよりもＢ社の審査ハードルが低ければ、利用できる可能性がある人は増えることになります。つまり、Ｂ社が審査が甘く利用しやすいという事になるわけです。この審査の甘さ、当然消費者金融によって異なってきます。

消費者金融それぞれで審査基準、ハードルを設定しているわけですが、小規模の消費者金融になってくれば対面で話をすることで認めてもらえるケース、認めてもらえないケースも出てくるでしょう。消費者金融が信用できると判断することが重要になってくるわけですから、いくら審査が甘いと言ってもあまりにも条件が悪いと審査に通ることは厳しくなります。

審査が甘い＝絶対大丈夫ということではないという事は認識しておかなければいけません。そして、審査が甘いとされている消費者金融もその審査基準が明らかになっているわけではありません。それを明らかにすることがない状態でどこから情報を得るのか、それは利用者の口コミです。実際審査を受けてその審査に通った人、落ちた人の口コミが重要な情報となります。

それはなぜか、口コミには申し込んだ時点での年収や他社借り入れ件数、ブラックかどうかなども含めた書き込みがある事が多くあります。ですから、自分と同じような条件の人が審査に通ったかどうかを知ることが出来るわけですね。ブラックでもＯＫだったという口コミがあれば審査が甘いんだなという事を知ることも出来ます。つまり、口コミを見ると審査が甘いかどうか知ることが出来るんです。

審査が甘いという消費者金融は、ココが甘い！ということを公式に宣伝しているわけではなく利用者の評判が大きいわけですね。

どの程度の問題でも審査に通るのか、やっぱりダメなのか、口コミを参考にしつつ調べていくと見えてくるものもあるでしょう。

甘すぎる審査には要注意！

審査が甘いというのは魅力的ではありますが、その審査が甘すぎるというのは逆に問題となります。特に、自ら審査が甘いです！ということを公言しているような消費者金融があれば注意しなければいけません。

少しの不安要素があっても、ブラックだったとしても利用できる消費者金融はゼロではありませんが、その数はどうしても少なくなってしまいます。ブラックの人にお金を貸すのは少額でも貸し倒れになってしまうリスクがありますからね。出来るだけ低リスクでお金を貸そうと思えば少額を短期で貸し付ける、という事をしています。金利も高めになっていますね。

ですが、審査は甘いけど好条件で融資しますよ、どんな条件の人でも必ずお金を貸しますよ、という消費者金融があれば少し怪しいと考えておきましょう。一見優しい消費者金融に見えますが、一度借りてしまえば他社からお金を借り手でも返済を迫るような悪徳業者である可能性があるんですね。また、法外な金利で貸し付けを行ってくる場合もあります。

金利については、年率で最高20.0％までという上限が法律で定められています。この上限を超えた貸付は違法になるわけですが、お金を借りる時に％表示で金利が示されているとは限りません。1万円貸すから10日後に1万3000円返してね、という約束でお金を借りた場合、実は金利としては1,000％の設定となっているんです。

金利が上限の20％だった場合でも10日借りた場合の金利は10,000円×(10日/365日)×20％＝55円程度になります。10日で返済するのであれば10,055円の返済でＯＫなはずなのですが、10日で13,000円を返済するとなるとかなり法外な金利となってしまいます。しかし、計算しなければ気づきませんのですぐに違法だとは分からないでしょう。そこが盲点です。

親切なふりをして法外な金利で貸し付け、それを強制的に取り立てる、これが悪質な消費者金融ですので、十分に注意するようにしなければいけませんね。

正規の貸金業者はココをチェック

ではどうすれば安心なのか、どこが正規の貸金業者なのか、どうやって判断すれば良いのでしょうか。正規の消費者金融を見極めるいくつかのチェックポイントを紹介しますので是非覚えておいてくださいね。

• 貸金業登録番号がある
• 固定電話番号を表記している
• 業界の任意団体に加盟している

まずはココをチェックしていきましょう。特に、貸金業登録番号があるかどうかを見るのは最も確実で簡単な見極め方ですね。なぜなら、貸金業登録を行っていなければ業務としてお金を貸すことが出来ないことになっていますから、貸金業登録を行っていない＝違法業者であるということが分かりやすいためです。

ただ、ここで注意しなければいけないのは違法業者が番号を詐称している場合もあるという事です。貸金業登録番号は、貸金業登録をした時に割り当てられる番号ではあるのですが、「○○県知事(2)第******号」や「○○財務局長(2)第******号」等の番号はただ嘘を記載するという事も不可能ではありません。

実際にある登録番号を勝手に使用していたり、自分で番号を作ったりしてもパッと見ただけではそれが本当かどうか分からないんです。それを確かめるには、金融庁のホームページにあるデータベースで検索をしてみると良いですね。このデータベースは登録番号だけでも、社名だけでも検索が可能となっていて、登録されていなければヒットしません。

このデータベースにない消費者金融は違法な消費者金融ということになりますから、有効に活用するようにしたいですね。金融庁のホームページにありますので、まずは貸金業登録データベースがどのようなものかチェックしてみてください。

貸金業者は業界の任意団体に加盟しているところがほとんどです。ですから、その団体名を広告やホームページに記載していて、会員企業だから安心ですよという事をアピールしています。ただ、こちらについても詐称している消費者金融がありますし、実際にはない団体をでっち上げて記載していることもあります。

• 日本消費者管理協会
• 日本消費者金融連絡会
• 消費者金融協会

これらはもっともらしい団体、協会名なのですが全て架空団体です。実際には存在しません。実際に存在する協会、団体名に近い名称をつけることで実際にあるように信じさせているんですね。協会に所属しているなら安心だ、と単純に考えないようにしなければいけないという事です。

まずは違法業者を利用しないために注意すること、万が一違法業者を利用してしまった場合はそのことを専門の機関、弁護士等に相談するようにしましょう。

モビットの審査基準とは

ではモビットの審査基準はどうなっているのでしょうか。

特に、債務整理後3年というのはまだブラック登録期間中ですから、この条件で審査に通るというのは凄い事ですね。ただ、信用情報に問題がなくても審査に落ちてしまった人もいますから、モビット独自の判断基準があるという事は確かです。利用できる人、できない人を最終的に判断するのは当然モビットになるわけですが、多角的な面を審査して、総合的な判断となっているわけですね。

安定した収入があればＯＫとなっているので、消費者金融の利用を考えているのであれば候補の1つと考えてみても良いでしょう。（参考ページはこちら→安定した収入があれば使えるモビット）