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いくら年収が高くても?多重債務者ではモビットの借入NGな理由!

お金を借りる上で審査を受けますが、その中で重要なのは「属性」と言われる年収や勤続年数といったプロフィールです。

が…それ以上に「他社からの借入」は非常にシビアな目で見られることをご存知でしょうか?

モビットでお金を借りたいと思っても、多重債務…つまり、複数の会社からお金を借りているような人は審査に落ちてしまうんです。

なぜ審査に落ちてしまうのか、そして多重債務者とはどのようなデメリットがあるのか。解消方法なども含め、多重債務について解説していきます。

どうしてモビットは多重債務者はNGなの?理由を知りたい!

なぜ多重債務者になるとモビットでの借入は出来ないのか…。まず知りたいのは理由ですよね。

ただ、「モビットだけが多重債務者がNG」というわけではありません。どこであっても多重債務者はNGとなるケースは非常に多いです。

どうして多重債務だとダメなのか、その理由をポイントごとに解説していきたいと思います。

複数の借入があるときちんと返済できるのか不安。返済能力はある?

そもそも多重債務者とは、5件以上の借入をしている人に対して言われる言葉なのですが「5件では多すぎる」と判断されることの方が多いようです。

複数の借入がある場合、いくら年収が高くてもきちんと毎月の返済は行えるのか?とちょっと心配になってもおかしくないと思いませんか?

例えば5社から20万円ずつ借りているとしましょう。それぞれの毎月の返済が5000円だとしても、5件で2万5000円もの返済になります。

それがせいぜい半年程度であればいいですが、利息を抜きにしても毎月5000円の返済ですと40回、なんと3年以上です。これに利息をプラスすると2倍近くの期間になってもおかしくありません。

さらに借入をプラスして、きちんと返せる返済能力はあるのか?というところは非常に重要です。

そして、大抵の場合はそこまで借入をしているのだから返済能力はある…と思われそうですが、残念ながら借りられないケースの方が高いです。それは、次に解説しますポイント「リスク」があるからです。

多重債務者にお金を貸すことはかなりリスクが高いこと!

モビットなどのカードローンは、お金を貸す際に保証人や担保を求めません。「あなたが返済出来ると判断しましたので、あなたの返済能力を信用してお金を貸します」という「信用貸し」です。

万が一返済出来なかった際のリスクも考慮してお金を貸すかどうかを判断するため、お金を貸すにはリスクが少ない人の方がいいに決まっていますよね?

仮にお金を貸しても自己破産すると貸したお金は返ってきませんし、任意整理を行ったとしても利息分は返ってこず元金のみ…ということにもなりかねません。厳密には任意整理の場合は損はしていませんが、利益は上げられなくなります。

「お金を借りたい」と思っている人はたくさんいますが、その中でわざわざリスクが高い人を選ぶよりは、年収こそ少なくても他の会社での借入がない(または少ない)人の方が貸し倒れのリスクはぐっと下がります。

あなたがお金を貸す立場になった場合、他の人達からもお金を借りているような人と、誰からもお金を借りていない人であればどちらの人に貸したいと思うでしょうか?…答えは明白ですよね。

わざわざ自分の会社が損しそうなことは基本的にしない、これは利益を上げる上で大切なこと。多重債務者はそれだけリスクが高い立場にいるということです。

なぜそれだけお金が必要なのか?と敬遠されるケースも多い

そもそも、どうしてそんなにお金が必要になるのでしょうか?

…例えば家を買うためにお金が必要、ということであればまず考えるのは「住宅ローン」ですし、カードローンで借りられる金額で家を買うことはかなり難しいでしょう。

現金をかなり貯めている人であれば別かもしれませんが、そんな方はわざわざカードローンで足りない分のお金を補填するなんて考えることはなさそうです。

給料日前がピンチになるから…というケースであれば、せいぜい10万円もあれば十分に持つのではないでしょうか?幾つもの会社からお金を借りてまで10万円をかきあつめるなんてことは考えにくいです。

となると、「まとまったお金をなんらかの理由で必要としている」場合か、あるいは「返済が立ちゆかなくなって借りたお金で返すという自転車操業をしている」か…といったことが考えられます。

もちろん年収にもよりますが、百万円~数百万円という単位でお金を借りなければいけないほど困っているというケースはそうそうありません。

自営業の方が事業資金として必要としているならわかりますが、カードローンは事業性資金(事業の運営資金や設備投資費など、事業にかかわる資金)としての利用は出来ませんのでこれはないでしょう。

そう考えると、「一体何にそれだけお金を使っているのか?」と疑問に思われてもおかしくありません。

例えばギャンブルであったり、身の丈に合っていない買い物をしようとしたり…といった、かなり「リスクがある人物なのでは?」と判断されるかもしれないですよね。。

1社からの借入では物足りないから2社目を考える、くらいであれば一般的な範囲だとは思いますが、流石に4社5社となると「なんでそこまでお金がいるの?」と思われても仕方ありません。

そんなリスクを抱えていそうな人はやっぱり敬遠されてしまい、モビットに限らず大抵のカードローン審査では落ちてしまうのです。

モビット以外の他社消費者金融でも多重債務者はNG!

「多重債務者はリスクが高いため、モビットから敬遠される」というお話を今しがたさせていただきましたが、そもそもの話としてモビットのような消費者金融からお金を借りる場合、多重債務者はかなり不利な立場にあります。

それは先ほど説明したリスクの問題もありますが、さらに「総量規制」という仕組みによってお金を借りることが出来ない可能性がどんどん高くなっていくからなんです!

このトピックではモビットをはじめとした消費者金融系カードローンを利用するなら絶対に知っておきたい、「総量規制」について解説していきます。

自身の年収の3分の1までしか借りることが出来ないのが総量規制!

「総量規制」はいくつかの項目が定められているのですが、その中でも一番有名かつ重要と言えるポイントは「年収によって借りることが出来る金額が決まっている」ことでしょう。

具体的には「自身の年収の3分の1を上限」としてしか借りることが出来ません。

年収が300万円の人であれば100万円を上限に、年収が900万円の人なら300万円を上限に…というわけです。

多重債務は信用の面でもかなり不利にはなりますが、そもそも総量規制によって「お金を貸したくても貸すことが出来ない」状況になっている可能性もある…ということです。

「自分は3分の1を超えても構わない!」と言いたくなりますが、残念ながらそれは出来ません。なぜなら、この総量規制に違反する、つまり年収の3分の1を超えてお金を貸すとお金を貸す会社側にペナルティが与えられるからです。

しかも内容は刑事罰。営業停止処分を受ける可能性もありますから、そんなリスクのあることは絶対に出来ません。今よりもお金を借りたいと思うのであれば、自身の年収を上げるしかないということですね。

そもそも総量規制が、カードローン(当時はサラ金でした)からお金を借りすぎて返済できなくなった人が自殺をし保険金で返済するといったような社会問題になったことで制定されたという背景がありますので、かなり「貸しすぎ」には気をつけているんです。

また、消費者金融では

  • 1つの会社から50万円を超えて借入する場合
  • 複数社での借入を合わせて100万円を超える場合

の2つのケースで、必ず収入証明書類(年収がわかる書類)を提出する必要がありますが、これも総量規制にて決められていています。

ただし、総量規制には「除外」と「例外」がある

もちろんすべての貸付において総量規制が適用されるわけではありません。総量規制にはいくつかの「除外」と「例外」があり、それらに当たるものは総量規制、つまり年収の3分の1を超えても問題ありませんし、総量規制に含まれません。

「除外」の一例として挙げられるのはこちらです。

  • 不動産に関わる貸付(住宅ローン・リフォームローン)
  • 車のローン
  • 高額療養費の貸付
  • 不動産を担保とした貸付

住宅ローンや車のローンといった貸付がこれに当たります。

続いて「例外」です。

  • 顧客に一方的に有利となる借換
  • 緊急医療費の貸付
  • 配偶者の年収と合わせて3分の1以下の貸付
  • 個人事業者に対する貸付

これらが総量規制の例外に当たります。一方的に有利となる借換は、いわゆる「おまとめローン」などのことを指します。

配偶者の年収と合わせて3分の1以下の貸付…というのは「配偶者貸付」というシステムのことを指します。消費者金融からお金を借りる場合、年収の3分の1以下でなければなりませんが、自身に収入のない専業主婦の場合は0円なので借入が出来ません。

しかし配偶者貸付というシステムを利用すれば、配偶者(夫)と年収を合算出来るので夫の年収の3分の1以下であれば借入が可能となります。

もちろんすでに配偶者が借入をしていればその分はマイナスされますし、自身に収入があっても配偶者と合算することが可能です。

ただし手続きが煩雑である、トラブルの元になりやすいなどの理由でモビットなどの大手消費者金融では配偶者貸付は受け付けていないことが多いです。

基本的には純粋に「消費者金融などのカードローンの借入は年収の3分の1まで」と思っていればOKです。

総量規制対象外の銀行カードローンでも多重債務者は嫌われる!

ここまでの説明で疑問に思った方がいるかもしれません。「消費者金融とさっきから出ているけど、銀行のカードローンはどうなの?」と。

そう思った方は非常にカンがいいと思います。

そうです、消費者金融のカードローンには適用される「総量規制」ですが、銀行のカードローンにはこれらは適用されないんです。

その理由を説明しましょう。消費者金融は「貸金業者」と言われるカテゴリに入っています。消費者金融だけでなく、クレジットカード会社(オリコやセゾンなど)も貸金業者に含まれます。

その貸金業者に適用される法律「貸金業法」の中に「総量規制」が含まれているんです。

なので消費者金融やクレジットカード会社(のキャッシング枠)は総量規制の対象となり、年収の3分の1を超えてこれらの会社からかりることは出来ないんです。

しかし、銀行カードローン、例えば銀行であれば「銀行法」、信用金庫であれば「信用金庫法」と別の法律が適用されますので、これらは総量規制という制限を受けません。年収の3分の1を超えてもお金を借りることも可能なんです。

よく「総量規制対象外のカードローン」として銀行カードローンが紹介されることが多いですが、ここに理由があるわけです。

…とはいっても、だからといって無制限に借りることが出来るわけではありません。結局返済能力の問題ですし、多重債務者は銀行カードローンでも嫌われるのは変わりません。

多重債務状態を解消したい…そんな方法はあるの?

多重債務の状態ですと、モビットからお金を借りることはできません。モビットからお金を借りたいのであれば、多重債務の状態を解消する必要があると言えるでしょう。

多重債務を解消、と簡単に言いますがどれもそう簡単なものではありません。しかし不可能…というわけでもないのは事実です。

このトピックでは、多重債務を解消する方法をいくつかの観点からご紹介したいと思います。

きちんと返済して多重債務をなくしていく

最初にご紹介するのは正攻法とも言える方法、きちんと返済していく方法です。

どのようにお金を借りているかは人それぞれですが、今回は以下のように4社から借りている状態をモデルケースとして使用したいと思います。

A社:30万円 B社:40万円 C社:20万円 D社:20万円

4社から借りているとなると、毎月2万円程度の返済となるでしょう。借入総額は利息を除いて110万円ですから、年収は330万円以上あると想像できます。

職種などにもよりますが、この場合は毎月返済しつつもボーナスが出た場合などに「追加返済(随時返済)」を利用して出来るだけ早くC社またはD社の完済を目指すのがよいでしょう。

借入金額が大きい方が返済額がアップするので、可能であればB社を優先したいところですが、このあたりは追加返済出来る額と借入残高と相談ですね。

毎月順調に返済できていればこれだけ多重債務をする必要はない…と言ってしまえばそれまでですが、多重債務をクリアすることが出来ればそれだけ返済能力が高いという証にもなります。

消費者金融や銀行の「おまとめローン」を利用する

次に取ることが出来る手段は「おまとめローン」を利用することです。おまとめローンとはその名の通り、複数の会社から借りているお金を1社で借換することで毎月の返済の負担を減らす…という方法です。

大手消費者金融や銀行では「おまとめローン」を扱っていることもあります。金利や利用限度額などは会社によってまちまちです。

おまとめローンのメリットは1社から多重債務分を借換えることになりますので、適用される金利が現在借りているそれぞれの会社の金利よりも低くなる可能性があることです。

また、返済も1社に向けてのみでいいので返済の負担も大きく減ることとなります。

しかしおまとめローンにはデメリットと考えてもいい点もあります。

それは返済の負担が少なくなる分、返済期間が長くなることです。モデルケースでいうと毎月4社それぞれに返済しなければなりませんでした。

1ヶ月の返済額を仮に4万円(それぞ1万円)とすると、C社とD社は利息額も含めて2年ちょっとくらいで完済できるでしょう。B社の完済までは4年くらいでしょうか。

しかし仮におまとめローンの毎月の返済額が1万円という場合10年以上かかる計算となりますね。そうなると利息額も相当なものになるので、返済総額はまとめたほうがかかる…ということもあります。

ただし多重債務からは逃れられますので、そこをメリットと考えるのであれば十分に価値はあるでしょう。

自己破産など債務整理を行うとブラック扱い

自己破産できれは今抱えている借金をすべてチャラに出来ますが、持ち家を持っていれば抵当にいれなければならないなどのリスクも多いです。

対して任意整理は本人、あるいは弁護士などを通じてお金を借りている会社と交渉し、返済総額を減らしてもらうようにする方法です。

いずれも可能であれば、ダイレクトに借金を減らすことができますが、カードローンなどの審査をする上で必ずチェックすることとなる「信用情報」に「事故情報」と登録される状態、いわゆる「ブラック」になります。

そもそも多重債務者にならないために!気をつけるべきポイント

モビットでお金を借りたいと思うのであればもちろんのこと、そもそもの前提として多重債務にならないようにすることが大切です。

多重債務者になってしまうとモビットに限らずお金を借りにくくなるなど不利になる面が多いからです。

どれもこれも基本なことではありますが、このトピックでは多重債務者にならないためにお金を借りる上で気をつけておきたいポイントをまとめました。

借入する金額は本当に必要な分だけにする

そもそも「10万円だけ借りることができたらいい」と思っていても、審査の結果「30万円まで借りることが出来ます」と言われたら、ついつい10万円を超えて借りてしまいがちです。

「30万円までOKなのだから大丈夫だろう」「きちんと返せばいい」とその時は思っていても意外と毎月の返済は負担になるもの。ある時「今月は返済が厳しいから、別の会社から借りたお金で返済しよう」となる時が来るかもしれません。

そうなると多重債務生活の始まりとなってしまいます。本当にその時に必要な金額のみを借入するように心がけることで、返済の負担は最低限のものとなりますしついつい借りてしまう…というケースを防げます。

お金を返せないというときに新たな借金をしない

多重債務に一番陥りやすいケースがこちらです。

「今借りているお金を返すことが出来ないから、別の会社から借りたお金を返済に充てよう」と考えてしまうんです。

そもそも1社の返済さえ出来ていないのに、さらにプラスして返済額を増やしても返済なんてできっこありません。最初の1社の返済が出来るのであれば、他の会社からお金を借りる必要がないからです。

「じゃあ返済できなくなったときにどうすればいいの?」という疑問には以下の選択肢があります。

  • 借りているカードローン会社に相談する
  • 債務整理をする
  • 踏み倒す

もちろん最後の選択肢は言語道断です、絶対に行わないようにしましょう。債務整理は手段のひとつですが「ブラック」になってしまうので避けたい…という方も多いでしょう。

この中でベストと言えるのは一番最初の選択肢「借りているカードローン会社に相談する」ことです。

「返済する意思はあるものの、現在の経済状況では返済額全額を返済できない」と相談すれば、会社によっては利息分だけ支払うようにしてくれたり、返済額を減額してくれるケースが多いです。

お金を貸した会社も「毎月決まった金額じゃないと受け付けない」というわけではなく、少しでも返済してくれることが重要なのです。もちろん相談さえしていればブラックになることもありません。

その上でそれでも返済が出来ない時にはじめて債務整理を考えても遅くないでしょう。

お金を簡単に借りられるような状況を作らない

カードローンには審査があります。そのため利用を申し込んだとしても確実にお金を借りることが出来るわけではありません。

しかし、クレジットカードならどうでしょうか。

もちろんクレジットカードも作るときに審査が必要になりますが、ポイントとなるのはクレジットカードの「キャッシング枠」です。

キャッシング枠はショッピング枠と違い、何かの商品のお金をカードで支払うというわけではなく、カードローンと同じように現金を引き出すことが出来る枠のことです。

カードによってはついていないものもありますが、一般的な社会人向けのクレジットカードであればキャッシング枠をつけられます。

申込時によくわからずつけていることもあれば、クレジットカード会社が判断して審査の結果つけてくれることもあります。

キャッシング枠の審査に可決しているからそのクレジットカードを持てていますので、普段は利用していなくてもお金が足りなくなった!というタイミングでは審査も不要ですぐに現金を引き出すことが出来るわけです。

カードローンと違いすぐに借りることが出来てしまうことは、意外と多重債務に陥りやすいポイントとなります。

キャッシング枠は利用の有無にかかわらず総量規制に加算されますので、海外によく行く、という方であれば海外キャッシングのために2枚程度はキャッシング枠を残しておくのはアリだと思いますが、基本は多重債務を防ぐためにも出来るだけ解約しておくほうがいいでしょう。

多重債務者にならないよう、借り入れは計画的に行おう!

多重債務では、モビットを利用できないということがわかっていただけましたね。

現在複数の会社からお金を借りているのであれば、それを解消するのはかなり大変なことでしょう。簡単に解消出来るのであればそのような事態になっていないと考えられるからです。

モビットからの借入に限らず、多重債務は様々な場面でハードルとなることが多く、決してその状態はいいものとは言えません。多重債務の解消方法を参考に、自分で出来ることから始めて多重債務を解消することをオススメします。

多重債務は金銭的な負担でなく、精神的な負担も抱えます。毎月複数回ある返済日、なかなか減らない借入残高…。強いストレスを感じる人も少なくありません。

モビットをはじめ、これからの借入でかなり不利になってしまう「多重債務」。できるだけこの状況にならないように心がけたいものですね。

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