モビットと総量規制との重大な関係!審査への影響を徹底分析!
総量規制なんて自分にはカンケイないと思ってませんか?でもモビットで申込もうとしているあなたにも、金額にかかわらずその影響を受ける可能性があります。
(⇒モビットを使うなら総量規制は外せません)
意外なところで影響を受けてしまって驚かないためにも、モビットと総量規制との関係と、その審査への影響について、ここでもう一度見直してみませんか?少ししか借りない人にとっても、この制度は意外と身近な存在なんですよ。
(⇒融資審査の基礎知識についてはこちら)
総量規制の影響
総量規制の導入によって、「これまでのようには借りれないようになった」ということはどなたもがご存知かと思います。でも実際にはどうなれば借りれなくなるのか、はっきりと知っている方は意外と少ないようです。
「自分はたくさん借りる訳ではないから」という理由で、総量規制については関心の薄い方も多いのですが、実はカードローンを利用する方であれば、どなたにでも少なからずその影響を受けていると言えるんですよ。
貸金業全てにかかる規制
総量規制とは、モビット含め消費者金融全般、そしてクレジットカードのキャッシング枠など、貸金業法の影響下にある全ての借入れについてかかってくる規制です。
消費者金融からの借入全てと、クレジットカードのキャッシング枠にかかってきます。
但し銀行カードローンについては、規制の対象外です。
モビットカード等と全く同じように使えるのにもかかわらず、銀行カードローンが対象外なのは、銀行が貸金業法とは無関係だからです。全く同じ理由で、信用金庫や信用組合のカードローンも、総量規制の対象外になります。
モビットは「銀行」?
モビットは「」と呼ばれることがあるので、総量規制はかからないと勘違いしている方もいるのですが、「カードローン」は「銀行カードローン」とは全くの別物です。
モビットはグループ企業の消費者金融ですから、しっかりと総量規制がかかってきますよ。今回モビットで申込むとすれば、当然のことですが総量規制は大前提となります。
また消費者金融で借りない限り大丈夫と思っている方もいますが、キャッシング枠のあるクレジットカードを1枚でも持っているならば、審査においてはこれも総量規制の対象として計算に入る可能性があるのです。
借りていない場合も?
総量規制は、実際に借りている金額の合計によりますから、まだ借りていない分については実際には合計額には含まれることはありません。しかし審査をする企業にとっては、「借りる可能性のある額」についても同様に、考慮に入れておく必要があるのです。
つまり実際に借りていなくても、将来的に借入可能な枠があるだけでも要注意対象になると言えるのです。モビットでも申込時だけでなく、利用中も定期的に信用情報をチェックして、借入額が増えていないかどうか、常に確認をとっているんですよ。
要注意人物にならない為には?
特に大手であるモビットは、貸倒れになりそうな危険な取引きには手を出しません。今は大丈夫でも「今後、他でも借りそう」な人は、当然ながら警戒をされてしまいますし、そのような危険性が見えるだけでも、やはり要注意となってしまいます。
残念なのは、実際には警戒が不要な人も、紛らわしい態度によってネガティブな判断を下されてしまうこともあるということです。申込時にはあらぬ疑いを受けぬよう気をつけなくてはなりません。
でも身に覚えのない人ほど、自分がどう見えるかについては無頓着なものですよね。一体どこにどう気をつければ無用な警戒をされずに済むのでしょうか?
要注意対象とは?
例えば以下のような人は、借入総額とは関わりなく、モビットでは要注意人物となる可能性が高いと言えます。
- モビット以外でも借りている
- モビット以外でも審査を受けたことがある
- 申込書で嘘をついてしまった
上記のようなケースでは、例え借入総額が年収の三分の一を越えていなくても、モビット審査においてネガティブな判断を受ける可能性があります。
また審査に通ったとしても、限度額が実際よりも低く設定されてしまう可能性は十分に考えられるのです。これらの警戒要件について、これから詳しくご説明することにしましょう。
モビット以外からの借入
今回の申込時に既に他社との取引がある場合には、総量規制は直接影響しますから、当然自分でも制限額にどのくらい近づいているかは自覚しておく必要があります。
金額が少ないから大丈夫だと油断している方もいるのですが、モビットは勿論しっかりとチェックを欠かせませんし、その後も借入額を増やしていないか、常に警戒を怠る事はありません。
審査に通らない金額は?
総量規制は、その人の年収の三分の一を越える借入はできないという法律ですから、申込時に既にその金額を越えていれば、当然ですがモビットの審査には通ることができません。
例えば年収300万円の人であれば100万円が貸付上限ですので、他で既に100万円を借りていれば今回の審査には落ちてしまうでしょう。
どこまでなら借りれるか?
でも同じ人で、他社からの借入総額が90万円ならばどうでしょう?計算上はまだ10万円余裕がありますから、総量規制には引っかからないはずです。しかしこのようなギリギリの貸付に応じてもらえるかどうかは、他の条件との兼ね合いもあって何とも言えないところです。
返済してもらえるかどうかはモビットにとっては重大問題ですから、金額的には余裕があったとしも、他で延滞の記録があったり、借入件数が多いとなると、モビットも貸すにはリスクが高過ぎると判断するかもしれません。
件数が多い方はおまとめも!
総額も重要なのですが、クレジットカード含めた借入件数も、重大なネガティブ要素になります。借入件数は、どうしても2件、3件と短期間で増えてしまう傾向があるからです。
今後も借入件数を増やす可能性が少しでも見えれば、モビットもより貸付には慎重にならざるを得ません。既に複数で借りていて返済にも余裕がなさそうに見えれば、回収不能になることが容易に想像がつくでしょう。
もしも少額の借入をあちこちでしている方ならば、この際おまとめローンの方がお薦めですよ。モビットはおまとめや借換えにも対応していますので、そちらの検討もしてみてはいかがでしょうか。
おまとめや借換えは、総量規制の対象外です。借入総額がギリギリの方でも申込可能ですので、是非チャレンジしてみてください。
銀行カードローンは対象外のはず?
ところで、総量規制には例外があることは冒頭でもご説明しましたよね。消費者金融やクレジットカードのキャッシングは対象となりますが、実は銀行カードローンやおまとめ以外にも、以下のものは対象外となります。
■銀行カードローン
■おまとめ・借換え
■住宅ローン、自動車ローン
■クレジットカードのショッピング枠
先程の例では、年収300万円の人が消費者金融から100万円借りていてはモビットの審査には通らないと言いましたが、ならばこの上記の規制対象外の借入が100万円あったとしたら、モビット審査には通るのでしょうか?
確かに総量規制にはかかりませんが、これだけの返済を抱えていれば、モビットで借りたとしてもその返済は難しくなってくることが考えられます。つまりこれはこれで、審査には通らない可能性が高いのです。
申込みだけでも要注意!
また審査に通って借りているという訳ではなくても、他社で申込みをしたという事実だけでも、要警戒対象になることがあるということをご存知ですか?
たとえば審査に落ちるのではないかと心配する人が、モビットと前後して他でも審査申込をするとしたらどうでしょうか?実はこれだけでも、モビットの審査には悪い影響が起きる可能性があります。
滑り止め目的でもアウト
この人は、何も複数の会社でお金を借りようとしている訳ではありません。ただ審査に落ちた時のことを考えて、滑り止めの意味で他でも申込みをしただけの話ですよね。
しかし審査する側にはそのような事情は分かりませんから、あちこちでお金を借りたがっているように見られてしまっても仕方がありません。他社で借りられてしまっては、総量規制の上限をあっという間に越えてしまいますから、警戒されるのも当然ですよね。
このような申込状況についての企業間での情報共有は、特に総量規制導入以降は欠かせないシステムとなっています。その人がいつどこで申込んだかは、審査時に信用情報を確認することで簡単に分かってしまうのです。
JICC 日本信用情報機構
CIC シー・アイ・シー
KSC 全国銀行個人信用情報センター
JICC 日本信用情報機構
CIC シー・アイ・シー
このように2つの情報共有システムが、貸金業と銀行、信金や信組も含めて、あらゆる金融業者を網羅しています。これがあるため、どこで申込みをしてもすぐに分かってしまうのです。もちろん、借入額や返済状況についても隠すことはできません。
減額される可能性も!?
またモビットの仮審査結果の連絡は非常に早いことで有名ですが、この結果を受けた直後に、他社で申込んでしまう方も多いようです。
仮審査で決まる限度額は確定ではないのですが、この額では不足だという方は、急いで他でも借りようと焦ってしまうんですね。しかしこれが原因で審査に落ちてしまうことも考えられますから、ここで焦ることは禁物なのです。
仮に無事審査を通過したとしても、利用が始まってから限度額を減額されてしまう可能性もあるんですよ。これでは計画が大きく狂ってしまい、借りる前よりも困るはめになりかねません。
このようなモビットの素早い反応も、やはり総量規制が前提になっていると考えられます。総量規制導入後、各企業は定期的に借入状況をチェックすることで、常に迅速にリスク対応しているのです。
虚偽の申告
総量規制の導入によって、他での借入れやその可能性があるだけでも、審査においては直接影響が見られるということが分かりましたね。
しかしその結果、つい嘘の申告をしたくなる方も出てくるかもしれません。モビットの申込書には、他社からの借入についてこのような設問があります。
■無担保ローン(あり・なし)(借入件数・借入金額)
このように有担保ローンと無担保ローン、それぞれの借入件数と借入金額について申告するようになっています。もしもここで嘘の申告をしたとすると、一体どうなるのでしょうか?
嘘は最悪の結果に!
先程、信用情報の共有システムのことをご説明しましたが、申込書の自己申告については必ず信用情報を確認することで裏付けをとられますから、遅かれ早かれ嘘はばれてしまうことになるでしょう。
結論から言えば、虚偽の申告ほど最悪の結果になるものはありません。借入れ金額や件数が申告よりも実際の方が多いということ、そして嘘をついてしまったという事実、この2重の意味で最悪なのです。
他での借入は返済すればいいだけの話ですが、モビットから見れば、嘘の方がむしろ罪が重いと言えます。一度嘘をついた人は、今後も嘘をつく可能性が高いからです。
お金があるのにないと言ったり住所を偽ったりと、債務者の嘘は、貸す側にとっては致命的だと言えます。モビットが神経質になるのも当然ですよね。
嘘は後々まで残る!
このような嘘が発覚次第、審査に落ちたり、また限度額を取り消されてしまったりということになります。特に途中で減額されると、利用が不自然な形で途切れることになりますから、このような記録が信用情報にあれば確実に他での借入に悪影響を及ぼすでしょう。(参考ページはこちら→自分の信用情報は大切に)
その結果、モビットで借りれなくなるだけでなく、消費者金融や銀行での借入れ、クレジットカード入会、車などのローンなど、あらゆる面で長期間に渡って不具合が生じる可能性があります。
利用履歴は解約後5年間は残りますので、最低でも5年間、このような不自由な思いをする結果になってしまうのです。
総量規制導入によって、借入額や借入件数についてモビットが厳しいチェック体制をとっていることは大手企業として当然のことですが、それを嘘で誤魔化しては借入をより困難にするだけですよ。モビットでは虚偽の申告は絶対にすべきではありません。
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