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モビットならコンビニよりも三井住友銀行ATM利用がお得な理由

カードローンを利用していてなんとなく忘れがちなのが利用手数料の存在。

それはきっと、カードローンだからこそかかるものといった「特別さ」があるわけではなく、普段銀行のATMを利用している時にもかかったりするので「普通」「当たり前」と思えるところも大きいのだと思います。
(⇒カードローンを使うならATMを操作しよう

大手消費者金融のカードローンである「モビット」。モビットを利用している人たちの多くは、コンビニでお金を借りる、そして返済する…という行為を当たり前のように行っているでしょう。(借りているのですから当然ですが)

でも、知っていますか?コンビニを利用するよりももっとお得に利用する方法があるということを…。

何も考えずに借りてない?

「ATMを利用すればお金を借りることが出来る」、これはカードローン全体に渡っての大きな特徴、基本のシステムといっていいでしょう。

仕事帰りやデートの途中など、ある程度自分の好きなタイミングでお金を借りることが出来ますし、ATMはいろんなところにあるので利便性もとっても高く、モビットは振込キャッシングもありますがほとんど使わずATMで…という方も多いでしょう。

でも、お金を借りるときや返済するとき、何も考えずにとりあえずどこのATMでも利用できたらいいや!なんて思っていませんか?

モビットは利用手数料がかかる!

銀行のカードローンや、一部の消費者金融のカードローンなんかは「ATM手数料は無料」と明記しているところもあります。特に銀行系のカードローンはATM手数料を取らないところが多いですね。

しかし、モビットは残念ながら以下のように利用手数料がかかります。

取引金額 入金時手数料 出金時手数料
1万円以下の場合 108円 108円
1万円を超える場合 216円 216円

たった100円や200円の話じゃないか、そう思う方もいると思います。確かに1回で見れば大した金額ではありません。

しかし毎回そのお金がかかると考えたらどうでしょうか?

手数料は意外とかかった!

仮にモビットから20万円、金利は18%で借りたとしましょう。モビットの毎月の返済額は借り入れ残高によって変わりますので、借り入れ残高が20万円の際の返済額である「8,000円」を毎月返済していくとします。

これをモビットのホームページ内にある「返済シミュレーション」に入力し、返済までの月数を計算してもらいます。そうして計算した結果、返済回数は「32回(32ヶ月))」と出ました。

32回、すべてATMから返済すると考えると、単純に完済までの入金におけるATM手数料は「32×108=3456」円となります。

ちなみに、32回の返済でかかってくる利息は合計して「51,562円」になります。これと利用手数料を合わせると、もともと借りていた20万円に加えて「55,018」円余計に(という言い方はアレですが)支払う必要があります。

「意外とかかるな」と思うか、「大したことないじゃん」と思うかは人それぞれになると思いますが、個人的には利息の他に約3,500円も手数料として支払っているのは結構な出費ではないかと思います。
(⇒利息の計算も一緒に終わらせておこう

しかも、これは単純に最初に20万円借りて返済したという、一般的なカードローンの使い方とはちょっと違うケースです。どちらかと言えばフリーローンの利用方法に近いですね。

多くの人は「借りたり・返したり」を頻繁に行いますからさらに借り入れの手数料、完済までの期間が伸びることを考えると最終的に手数料だけで1万円を超えてもおかしくないのではないかと考えられます。

これって、結構手数料がかかると思いませんか?

三井住友銀行なら手数料無料

手数料についてご説明いたします。

どうして三井住友銀行だけ?

なぜ三井住友銀行だけ手数料が無料なのか?その疑問はモビットがどのような経緯で作られたのか…を見ると納得していただけるかと思います。

現在はモビットは「三井住友銀行グループのモビット」と名前がついていますが、もともとは三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行が共同で作った消費者金融、それがモビットでした。現在は業務提携(合弁)が終了し、

「モビット」の基本的な運営 … 三井住友銀行グループ

「モビット」が行っていた他銀行などと提携カードローン商品や保証業務 … 三菱東京UFJグループ(エム・ユー信用保証株式会社)

というかたちで業務を分割することになりました。

ただ、キャンペーンはずっと延長されていて「実質無料」と言える状況ではありますので、もしかしたらそのうち永年無料になるかもしれません。

実は利便性も高い!

「でも銀行のATMって、コンビニATMに比べると使いにくい…」と、思う方もいるでしょう。昔よりはATMの営業時間が長くなったとはいえ、24時間営業のコンビニと比べるとやっぱり使いにくい!って思っちゃいますよね。

数は沢山あるというわけではありませんが、24時間、土日や祝日も営業しているATMもあるんです。東京都内であればその数は119。予想よりも多いのではないでしょうか?

もちろん24時間営業ではないATMも含めた場合その数は跳ね上がります。コンビニのように「そこにあるから利用する」というよりは、「場所を知っておいてそこに向かう」という形の利用スタイルにはなってしまうと思いますが…。

店舗やATMを検索するスマートフォンアプリも出ていますから、ぐっと見つけやすくなっています。特に出張中や旅行中など、お金が必要になったけど土地勘がない!という時に重宝しそうですね。

近くにコンビニはあっても三井住友銀行のATMはない!という方は「@BΛNK」の利用がおすすめです。ファミリーマートに設置されていますので、こちらも近くにファミリーマートがないとちょっと不便ではありますが、近くにあればぐっと便利ですよ。

ただし、ファミリーマートに設置されている他のATMでは利用手数料無料の対象になりません。あくまで「@BΛNK」のみなので注意してくださいね。

家族に内緒…な人にもおすすめ

モビットを利用している人の中には、家族に内緒でこっそりお金を借りているという方もいると思います。三井住友銀行のATMは、そんな方にも優しいポイントがあるんですよ。

何故かと言うと、三井住友銀行のATMを利用した際はその場で利用明細及び領収書が発行されるからなんです。そう、モビット提携しているATMの中には、利用することで後日自宅に利用明細書や領収書が郵送されるものもあるんです。

一人暮らしであったりお金を借りていることを家族が知っている場合は問題ないと思いますが、奥さんや家族に内緒でモビットからお金を借りている…なんて場合、最悪提携ATMを利用した際の明細書でバレてしまう!なんてことも考えられます。

モビットは沢山提携ATMがありますが、

  • 利用明細あるいは領収書がその場で発行されるもの(後日郵送なし)
  • 店舗などによって利用明細や領収書がその場で発行されるもの
  • 利用明細や領収書が必ず後日郵送になるもの

にわかれます。それぞれどのようなATMがどのように発行するのか分けてご紹介しましょう。

その場で利用明細書が出るもの

必ずその場で利用明細書・領収書が発行されるため自宅に郵送されることがないケースの提携ATMになります。絶対自宅に郵送してほしくない!という場合はこれらのATMを利用するのが一番です。

基本的に入金・出金どちらも可能ですが、一部は入金(返済)のみしか受け付けていません。

利用手数料は三井住友銀行(キャンペーン中)以外すべてかかります。

名称 出金(借り入れ) 入金(返済)
三井住友銀行 可能 可能
三菱東京UFJ銀行 可能 可能
セブン銀行 可能 可能
イオン銀行 可能 可能
プロミスATM 可能 可能
セゾンカードATM 可能 可能
第三銀行 可能 可能
福岡銀行 可能 可能
親和銀行 可能 可能
熊本銀行 可能 可能
Famiポート
(ファミリーマート電子端末)
不可 可能
Loppi
(ローソン・ミニストップ電子端末)
不可 可能

その場発行の可能性があるもの

次は、ちょっとややこしいのですが場合によってはその場で利用明細及び領収書が発行される可能性があるものです。

その場で発行される条件としては

モビットカードをATMに挿入した際、

  • 三井住友銀行
  • 三菱東京UFJ銀行
  • 福岡銀行
  • 親和銀行
  • 熊本銀行

の画面が表示された場合はその場で利用明細及び領収書が発行されますので、郵送で自宅に明細書が届くことはありません。

ちなみに入金・出金どちらも可能なので返済も借り入れも自由自在です。

対象のATMは

  • E.net(コンビニATM)
  • ローソンATM

の2つです。

E.netは様々なコンビニに設置(対応)しており、

  • ファミリーマート
  • ミニストップ
  • スリーエフ
  • コミュニティ・ストア
  • デイリーヤマザキ
  • 生活彩家
  • セーブオン
  • ポプラ
  • セイコーマート

で利用することが出来ます。

必ず自宅に郵送されるもの

これからご紹介するATMを利用して入金・あるいは出金した場合、必ず自宅に明細が郵送されてきます。つまり、家族に内緒でお金を借りている方やわざわざ自宅に明細を送ってほしくない方は利用を避けたほうがいいATMになります。
(⇒郵便物無しで融資を受ける事は出来る?

ほとんどが地方銀行や信用金庫といった地域に密着した金融機関のATMです。あとは駅のキャッシュディスペンサーですね。地方銀行などはあまり使う機会がないかもしれませんが、駅のATMはピンチなときについつい使いたくなってしまいますので要注意!です。

もちろん利用手数料はすべてかかります。

名称 出金 入金 名称 出金 入金
足利銀行 可能 可能 池田泉州銀行 可能 可能
大垣共立銀行 可能 可能 京都銀行 可能 可能
紀陽銀行 可能 不可 群馬銀行 可能 不可
京葉銀行 可能 可能 西京銀行 可能 可能
十六銀行 可能 可能 常陽銀行 可能 可能
スルガ銀行 可能 不可 仙台銀行 可能 可能
第四銀行 可能 不可 大正銀行 可能 可能
但馬銀行 可能 可能 千葉銀行 可能 可能
仙台銀行 可能 可能 中京銀行 可能 可能
栃木銀行 可能 可能 トマト銀行 可能 可能
南都銀行 可能 不可 仙台銀行 可能 可能
百十四銀行 可能 可能 百五銀行 可能 可能
北洋銀行 可能 可能 北陸銀行 可能 可能
みちのく銀行 可能 可能 宮崎銀行 可能 不可
武蔵野銀行 可能 不可 もみじ銀行 可能 不可
横浜銀行 可能 可能 全国の信用金庫
(一部利用できない場合も)
可能 不可
VIEW ALTTE
(JR東日本駅)
可能 不可 PatSat
(関西私鉄各駅)
可能 可能

振替と組み合わせもアリ

その銀行の口座を持っていなくても利用できるのが銀行ATMですが、三井住友銀行(もしくは三菱東京UFJ銀行)の預金口座を持っているなら、モビットでは口座振替で返済することが可能です。

なので、

  • 毎月の返済は口座振替で行う
  • 借り入れは三井住友銀行のATM、または@BΛNKを利用する

こうすれば、毎月の返済のためにいちいちATMにいく必要もなくなりますし、手数料も抑えることが出来、モビットを一番お得に利用することが出来るようになります。

いちいち手数料のことを考えてストレスをためてしまうよりは、いつでも利用できるというモビットの利便性を取るのももちろんアリです。急にお金が必要なときに、いちいちATMを探してられないですよね。

でも、普段からちょっとでも節約といいますか、お得なことを知っておけば選択肢として「あそこの方がお得だから」という考え方が出来るようになります。

特に「1回お金を借りてあとは返済するだけ」という方ならともかく、後々利用限度額の増額を狙ってこつこつと利用していきたい、という場合はただ借りて返済するだけではなく、返済したらまた少し借りて…というような利用方法の方が有利になります。

そうなるとどうしても1年以上の利用が前提になってきますから、毎月1万円以内の借り入れ及び返済を繰り返しても単純に2592円、ATMの利用手数料だけでかかってしまいます。

必ずお金がかかってしまうなら仕方ないところですが、うまく三井住友銀行グループのATMを利用することでそこが削減出来るなら上手に使うことでワンランク上の使い方が出来るのではないでしょうか。

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