モビットの審査に通る条件、3つのポイント
カードローンの重要なテーマである、「どうしたら審査に通るのか」。基本的な条件を見落としているおっちょこちょいなミスは別として、どうして審査に落ちるのか身に覚えがないという人も少なくはありません。消費者金融各社で基準となる項目も審査の内容も異なっていますが、モビットの場合はどうなのかを考えてみましょう。
まずは基本から!申込条件はクリアしている?
モビットだけでなく、また、カードローンだけでなく、ローンというものには必ず基本的な申込条件が設定されています。それをクリアしているかチェックすることは借りれる借りれない以前にやっておくべきことでもあります。
モビットが公式サイトで掲げている申込条件
では、最初にモビットの公式サイトでお知らせされている、基本的な申込条件を確認してみましょう。公式サイトには、以下の条件が掲げられています。
- 満年齢20~69歳
- 安定した定期収入がある
- 担保や保証人は不要
そう、これだけなんです。2番目の「安定した定期収入」については、派遣・パート・アルバイト・自営業でもOKになっていますから、幅広い世代、雇用形態の方が申込みできることになっています。
(⇒カードローンは多くの物が職業関係無しに使えます)
審査で問題なるのはどんなこと?
では、なぜモビットで審査に通ったり落ちたりするものなのか。上の条件を満たしていても、公式サイトに書かれていない何かが審査で問題になっているということになりますよね?その問題について、少し掘り下げて考えてみることにしましょう。
主に審査基準に達しないものとして言われているのは、「仕事や収入に関すること」「借り入れ状況に関すること」「信用に関すること」です。なんとなくイメージはできると思いますが、ひとつずつに分けて、しっかりと見ていくことにします。
公式サイトにかかれていない審査に通る条件とは何か
審査の内容や基準については、どこも公表はしていませんし、審査で落選したとしても、「何がいけなかったのか」は絶対に教えてくれません。せめて落選の原因だけでも教えてくれれば、次の申込みで対処もできるのでしょうが、残念ながらそれを教えてもらうことはできないんです。
ならば、自分で考え付くことを徹底的に洗い出さなければいけません。そこで、上に書いた「3つのこと」に重点を置いて、ひとつひとつ考えてみることが有効になってきます。
仕事・収入に関すること
1つ目は「仕事や収入に関すること」です。パートやアルバイトでもOKと書かれているので、継続的にお勤めをされているのであれば、雇用形態が原因で落ちることはないでしょう。問題として考えられるのは、以下のような点です。
- 勤続年数(または自営年数)が短すぎる
- 収入が総量規制にひっかかる(またはひっかかっている)
- 在籍確認の連絡がつかない
どこのカードローンでも同じように言われていますが、勤続年数は最低でも3ヶ月~半年は必要とされています。収入証明書類の中にある「給与明細」が、直近2~3か月分のものを用意することになっていることから見ても、最低3ヶ月の勤務は求められるでしょう。
また、自営の方は起業してすぐの借り入れは難しいと言わざるを得ません。これも提出書類として、直近の確定申告書を求められることがあることから、最低1年は自営をしていること、また、今後の安定性を証明するための事業に関する申告も必要になります。
『収入が総量規制にひっかかる』というのは、他の消費者金融からの借り入れなども影響してくることですが、簡単に言うと、「年収の3分の1より多くは借りられない」という規制に触れてしまうか、触れそうになっているということです。この規制を「総量規制」といい、金融機関以外のカードローンは全てこの規制の対象になります。
他からの借り入れがなくても、パート収入自体が少額で、融資をするにはちょっと…ということもありえます。年収の3分の1ですから、30万円の限度額をもらうためには最低でも年収90万円は必要になりますし、それはあくまで「最低でも」なので、より多くの収入を求められることは自然なことですよね。
『在籍確認がつかない』のは、審査の際にお勤め先へ電話をしたとき誰も電話に出なかったり、お勤めをされていることが判断できない場合です。営業時間が深夜だけで、日中は誰も電話に出ることがないお仕事をされている方や、「そんな人いません」と返答されてしまっていたりすると、審査が進まずに終わってしまうことも有り得ます。
借り入れ状況に関すること
2つ目は「借り入れ状況に関すること」です。これは言うまでもなく、他社での色々な借り入れの件数や金額が問題視されることを意味しています。
収入の所でも触れましたが、借り入れ総額が年収の3分の1に達しそうな場合、審査で落とされる可能性は高くなっていきます。理想はどこからも借り入れがなく、モビット1社だけの取引きになることですが、長い人生には色々な出費が付いて回ります。
カードローンだけでなく、住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどを利用していることもあるでしょうし、クレジットカードのキャッシング枠を利用していることもあるでしょう。それらを年収との天秤にかけて、バランスがとれているかも審査の対象になっていることは知っておくべきでしょう。
因みに、カードローンの世界では、申込みの際に「他社借入」を申告する欄がありますが、住宅ローンや自動車ローンなどの目的ローンや金融機関からの借り入れ全般は別立てで記入するものが多いです。住宅ローンは賃貸の家賃に相当するものとして記入することもあります。
信用に関すること
これは、本人開示請求をしない限り、本人でさえ情報を知ることができない「個人の信用に関する情報」を審査している部分です。そこには氏名・住所・電話番号・勤務先・免許証番号など、借り入れの際に申告・提示した様々な情報が集約されて保管されています。
初めての借り入れだという方には大きな影響を与えない部分ではありますが、クレジットカードの引き落としが不能だったことや、携帯電話の支払いが延滞状態になっているなど、借り入れとは関係のない所で信用を傷つけていることもある点には注意が必要でしょう。
携帯電話やスマートフォンで「実質0円」となっている場合、支払いの仕組みは「本体を分割払いで購入して、代金は通話料やセット料金を割引する形で0円にする」ものなので、本体の購入代金を分割払いしている意識はないかもしれません。しかし、通信会社から分割で購入している以上、延滞をしたときにはその情報が登録されるんですね。
これらの信用情報は、業界別に加盟している情報登録機関が保有・管理をしています。日本では現在、下の3団体がありますので、頭の片隅にでも入れておくといいでしょう。
信用情報機関名 | 略称 | 主な加盟企業 |
---|---|---|
全国銀行個人信用情報センター | KSC | 銀行・信用金庫などの金融機関 |
株式会社シー・アイ・シー | CIC | 信販会社 クレジットカード発行会社など |
株式会社日本信用情報機構 | JICC | 消費者金融などの貸金業者 債権回収会社 ビジネスローン専門会社 リース会社など |
(参考ページはこちら→信用情報機関ってどんなところ?)
破産や債務整理、延滞などの情報は3機関で情報共有をしています。ですから、モビットの場合は「運よくその情報を見られずに済んだ」ということは考え難いでしょう。信用に瑕(きず)をつけない生活はイザというときになってから、その重要性に気づくものです。普段見ることがない信用情報だからこそ、余計な瑕をつけないようにしたいものです。
モビットの審査に通る条件のまとめ
どれも基本的なことばかりに感じられたかもしれませんが、カードローンの審査とはその基本的な事柄の項目をきちんとクリアしているかが重要な審査通過の条件になるんです。
【参考ページ】
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