今の内に知っておきたい!モビットの審査で有利になる就職先とは
就職先によってモビットの審査結果に差がでてしまう!意外かもしれませんが、これは本当のことなんです。同じような属性を持っている人であっても、職業の違いが審査結果の合否を左右してしまうもの。
モビットの審査を受けるにあたって、有利な職業、不利な職業とはどんなものなのか?また、それを知ってどうすれば良いのか?を説明します。
(⇒モビット審査で大事な事を学ぶ)
金融業界における職業の違いとは
キャッシングやカードローンを行う際、自身の職業について意識したことはありますか?
試しにモビット等の審査について調べてみると、申し込みをした人の職業、就職先によって審査結果が変わってしまう、といった情報を見つけることができます。
何となくわかっている方も多いとは思いますが、こと金融、貸金業界において申し込み者がどこに勤めているのか、どんな職業の人なのかは非常に大きな項目となっているのです。
では、どうして金融業界において職業の違いが審査の結果にもつながってくるのか。その答えは、貸金業における独自の価値基準にあります。
モビットは消費者金融です。消費者金融である以上、まず利用者に対してお金を貸し、貸しつけたお金を返済してもらうというサイクルで商売を行っています。
返済の際、借入を行ってからの期間分利子を上乗せすることによって、最終的に貸したお金よりも大きな金額を手元に残すことができる訳です。
こういった金融の世界では、何と言っても貸しつけたお金をできるだけ確実に返済してくれるかどうか、が一つの審査基準となります。
返済というのは、今日借りて明日返すという訳には中々いかないものですから、数ヶ月、場合によっては数年単位で返済が行われますよね。
一ヶ月先、二ヶ月先、ことによると一年、二年先であっても確実に返済することができるかどうかというのは、先々でも今の就職先で働いているかに大きくかかっています。
同じ場所に長く勤めていればその分昇給している可能性も高く、また昇進している可能性だって考えられます。
終身雇用制はなくなったとはいえ、力のある企業なら長い間社員を抱えておくことができますし、経営も安定しています。
つまり、多くの貸金業者が借入の条件として掲げている安定した収入というのは、いかに経営と給与が安定した就職先に在籍しているのか、という意味でもあるのです。
だからこそ、同じような年齢、収入の人でも就職先によって審査の結果が変わってしまったり、その後の増額申請や利用限度額にも差が付いてしまいます。
(⇒融資は後から増額する事が可能)
審査で有利になる就職先
モビットの審査で有利になる就職先について紹介していきましょう。とはいえ、それほど難しいことはありません。
判断基準はすでに説明した通り、いかに経営が安定しているかです。より倒産しづらい就職先、と言い換えても良いでしょう。
それでは、それぞれの就職先について触れていきましょう。
公務員
言わずと知れた就職先です。公務員というのは、企業ではなく国に雇用されていると言っても良い存在です。基本的に、公務員にはリストラという制度がなく、刑事罰を架されるようなよほどの不祥事を起こさない限り失職することはありません。
全国に数多くいる公務員の全てが失職する、というのはつまり日本という国のシステムそのものが崩れてしまうということですから、どんな大企業よりも倒産のしづらさという意味では秀でています。
ただ、一口に公務員と言っても色々あります。大雑把に考えても、地方公務員と国家公務員では待遇が大きく異なりますし、同じ公務員の中でも給与の額はまちまちです。
公務員がモビットの審査で最も有利なのは確かですが、敢えて言うのであれば、高収入かつ国家公務員であると尚高い評価をされることになります。
また、公務員の場合自主退職か不祥事による懲戒処分以外、つまり経営の悪化という理由で無職になる心配がありません。これは、職の安定性としてもそうですが、身元の保証が確かであるという点でも高評価です。
ごくまれに、借りたお金を返済せずに何とかしようとする人がいる訳ですが、公務員の場合、簡単に転職するという訳にもいかず、逃げようがないからです。
正社員(大企業)
公務員に次いで審査で有利になるのは、いわゆる大企業の正社員です。これは何も難しいことではなく、中小企業よりも大企業の方が会社の規模が大きく、また売り上げも大きいことから来ています。
ビジネスを始めてすぐに大企業になれるということはありませんから、会社の創業から中小企業を経て大企業になるまでの積み上げを持っています。
その中で培ったノウハウや販路、資金を集める手段等を考えても、大企業というのは比較的安定した経営を行うことができるのです。
大企業にも色々ありますが、強いて言うのであれば興亡の激しい新規産業やIT関係の大企業よりも、インフラ系の大企業の方がより高評価となるでしょう。
また、同じ大企業でも平社員より役職を持っている方が審査では有利になります。
役職による手当が付くことはもちろん、役職を持つということは、会社にそれだけ評価されているということでもありますので、リストラ等の候補にも上がりづらいからです。
正社員(中小企業)
大企業の正社員がモビットの審査で有利とは言え、世の中のサラリーマンが全員大企業に勤めるというのは現実的ではありません。
そもそも日本は中小企業の割合が非常に高い国ですし、大企業に入社するにはいくつもの高いハードルを越えなければならないからです。
ですから、多くの人にとって現実的な就職先は中小企業の正社員ということになります。
中小企業の場合、公務員や大企業ほど審査の際有利になることはありませんが、かと言って何か不利になるといったこともありません。
実際、正社員として働いている人の多くは中小企業に勤めており、そうした多くの人を相手にモビットのような消費者金融は貸金業を行っている訳ですから、悪評価をしようはずもないのです。
なお、中小企業と言っても社歴の長い会社であったり、長期間勤めている場合は審査の際若干有利になる可能性はあります。もちろん年収が高いことに越したことはありません。
審査で不利になる就職先
モビットの審査で有利になる職業がある一方で、不利になってしまう就職先もあります。厳密に言えば不利とは言えないものもありますが、ひと通り紹介していきます。
無職
無職、というのはモビットの審査で最も評価されない就職先です。というよりも、就職先ではありません。
いくら自宅警備が仕事ですと言ってみたところで、やはり無職である以上収入がないという現実は変わらないのです。
収入がないということは、借入を行ったとしても返済する予定を立てることができないということです。
モビットでは、安定した収入を得ていること、20歳から69歳の人間であることが借入の際の最低条件となっています。
不利になるというよりは、そもそも借入をすることができる前提条件を満たしていないため、無職で申し込んでも審査にはまず通りません。
アルバイト・フリーター
いわゆる非正規雇用という立場の人たちです。アルバイト、フリーターとどんな呼び方でも良いのですが、ともかく正社員ではない勤め人というのは、審査の際正社員に比べて不利になってしまいます。
フリーターと言っても、一つの職場に二ヶ月ともたない人と、一つの職場で数年働いている人では後者の方がより評価されやすいです。
ただし、年収が高ければ評価が加算されるかというと、そうでもないことには注意が必要です。非正規雇用である以上、いつ雇用契約を打ち切られ、失職するか分からないからです。
むしろ、いつ何時失職するか分からないからこそ、審査の際には不利なのです。
自営業
これも、アルバイトやフリーターと同じように厳密には不利とは言えない就職先と言えるかもしれません。
自営業というのも幅広いですが、多くの場合、自営業であるというのはいくら年収を得ていようと公務員や正社員に比べて金融的な信用が低く、審査の際不利になってしまいがちです。
それは、自営業の不安定さに起因しています。自営業の場合、会社程の規模は持っていません。人を雇っていたとしても、収入に波があるのは当たり前で、仕事を取ってこないことには収入も発生しないのです。
繁盛期と閑散期によって一月あたりの収入に何倍もの差がある場合もあり、収入の安定性という一点において最も不安定だからこそ、審査では不利になってしまうのです。
とはいえ、実質的にはアルバイトやフリーターと同程度の評価になると思っていれば良いでしょう。(参考ページはこちら→アルバイトでも融資を使う事は不可能では無い?)
正社員から公務員への転職
単純にモビットをより便利に使おう、審査に確実に通るようにしようと考えた場合、公務員へ就職ないし転職するのが最も手っ取り早い手段となります。
高校や大学、専門学校等を卒業予定の方であれば、公務員試験の受験を考えるのが良いでしょう。公務員試験は正社員の人でも受けることが可能なので、こっそりと日々の仕事の合間を縫って勉強し、試験に望むというのも一つの対処法です。
ただ、一部の条件を満たしている場合、正社員からそのまま公務員へと転職できる可能性があるのです。いわゆる社会人枠というもので、それまで正社員として働いていた経験を活かし、公務員として活躍するための枠があります。
誰でも受験資格を満たすことができる訳ではありませんが、ステップアップとして正社員から公務員への転職を考えてみるのも良いでしょう。
就職先の選択はバランス重視で
モビットの審査という一点で考えた場合、公務員になるのが最も良い方法です。しかし、人生はそれだけではありません。大切なのはバランスです。
例えばですが、モビットは銀行系のキャッシング業者ではなく、あくまで消費者金融として運営を行っている企業です。どういうことかと言うと、総量規制の対象となってしまいます。
年収の3分の1までしか借入をすることができないという総量規制は、消費者金融のモビットを利用する以上法律なので破ることはできません。
審査での有利不利のみを考えて公務員に転職して、年収が大幅に下がってしまうと、その分モビットで利用できる限度額も下がってしまうのです。
公務員が最も有利とは言え、それだけが全てではありません。実際には大企業、中小企業の正社員だけでなく、多くの非正規雇用者もモビットを利用できています。
重要なのは、今の就職先、年収に合わせた申し込みを行い、身の丈に合った借入を行うことです。
職業での有利不利は今後の指標程度に留めておき、まずは今の状況で借りられるのか。借りられそうなのであれば、それは身の丈に合った金額なのかを考え、就職先を決定しましょう。
無理に転職せずとも、一つの会社の中で昇進したり、次々と経験を技術を手に入れてより大きな会社に転職することもできるのです。
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