モビットの借入限度額を上げるには何をすればいいの？

必要な時にすぐに現金の借入ができるモビットのような即日融資のキャッシングはとても便利ですよね。

ただ、こうしたキャッシングの弱点は借入限度額が必ず決められていることです。

本当はもっと借りたいのに…と思いながら、限られた金額で仕方なく利用している人もいるのではないでしょうか？でも実はこの借入限度額、途中で上げられる可能性があるんです。

ここではモビットの借入限度額、どうやって決まる？限度額を上げるには何をすればいい？などモビットの借入限度額にまつわる疑問について、徹底的にお答えします。
（⇒モビット増額で大切な事）

借入限度額を決める2つの条件

非常に基本的な話になりますが、新規契約時点での借入限度額がどのように決まるのかということから解説していきましょう。

キャッシングの借入限度額を決める条件は主に2つあります。

• 総量規制
• 現在の生活状況

これはモビットに限らずほとんどのキャッシング会社で共通しているものです。

それぞれの条件についてもう少し詳しく見ていきましょう。

知っておきたい総量規制のこと

総量規制とは、貸金業法による個人の借入総額の制限のことです。年収を基準に、その3分の1までが上限となっています。

総量規制の上限を超えた融資を行うことは法律違反となり罰則が科せられることになります。

したがって、たとえ利用者側が総量規制の上限を超える金額の借入希望を出したとしてもキャッシング会社の方がその金額を受け入れることはありません。

さらに他のキャッシング会社などですでに借入枠があれば、当然その分だけ差し引いて考えることになります。

ただし総量規制にはいくつかの例外・除外となる融資があります。

• 不動産や車などの担保付融資
• 社会通念上緊急に必要と認められる支払いのための融資
• 配偶者と合わせた年収の3分の1までの融資

以上がその主な例です。他にも複数の例外・除外対象があります。

また、貸金業法の対象外となる銀行カードローンなど銀行での借入は、総量規制の対象からも外れることになります。

とはいえこれらの例外・除外や対象外の借入は総量規制の計算に含まれないというだけです。

審査の際には必ず申告が必要ですし、借入額によっては評価を下げる原因となることもあるので注意してください。

同じ収入＝同じ限度額ではない？

もう1つ、最初の借入限度額を決めるうえで重要なのが現在の生活状況です。

総量規制の問題もあるため、キャッシングの審査では収入ばかりが取りざたされがちですが、実はそれは審査のごく一面でしかありません。

• 勤続年数や勤務形態
• 婚姻の有無・扶養家族の有無
• 年齢

上記以外にも様々な要素から生活状況とそれに見合った返済能力がスコア付けされます。

このように現在の生活状況は複数の観点から相対的に判断され、借入限度額に少なからず影響を与えるのです。

同じ収入の人が同じキャッシング会社に申し込んでも、借入限度額で差がついてしまうことがあるというのは、こうした理由からなのです。

限度額増額のカギは信用度

モビットでは借入限度額増額に審査を設けています。すでに審査を通って利用している状態なのになぜ？と思う人もいるかもしれません。

上で挙げた借入限度額を決める2つの条件に加えて、限度額増額にはもう1つカギとなる条件があります。

それはモビットからの信用度です。

一度決まった借入限度額を増額するためには、モビットから見て『もっとお金を貸したい、貸しても問題ない』と思わせる利用者、つまり信用度の高い利用者になる必要があります。

ではモビットからの信用度を上げるには何をしたらよいのでしょうか？

• 半年以上の期間で複数回利用する
• 返済期日など利用上のルールを確実に守る

実は信用度を上げる方法はこの2つしかありません。

これさえ実践できていれば、モビットの増額審査はさほど厳しいものではありません。総量規制の上限さえ越えなければ、だいたい10万円単位でスムーズに借入限度額の増額が可能です。

なぜ増額には時間がかかるの？

信用度を上げる方法として、半年以上の利用期間が必要という点が気になる人もいるでしょう。もっとスピーディに借入限度額の増額ができないものかと思いますよね。

残念ながら、基本的には契約後すぐというような短期間で借入限度額の増額審査に通る可能性はかなり低いでしょう。

契約後間もない段階では、モビットは利用者を本人の申告や信用情報といったデータ上でしか評価することができません。

そのため、信用度という意味ではほとんどゼロに等しい状況からのスタートになります。

契約時の借入限度額が総量規制の上限を考えてもかなり低めの設定になることが多いのはそのためです。

そこから借入限度額を増額するためには、やはりある程度の期間を経て、継続的に誠実な利用態度を見せることが必要なのです。

他社で借入より限度額増額がお得

借入限度額増額は面倒だから、他のキャッシング会社で新たに借入枠を作る方が良いという意見もありますが、それはあまりおすすめできません。

複数のキャッシング会社で借入枠を持つよりも、モビット1社に絞った方が金利を考えると確実にお得になるからです。

金利というのは、基本的に借入限度額が増えるほど低くなっていくという反比例のような関係になっています。

つまり借入限度が額増額されれば金利が今より下がる可能性も高くなるのです。

他にもある複数借入のデメリット

複数のキャッシング会社で同時に借入することには、他にもデメリットがあります。

• 毎月の返済額が大きくなりやすく、手間もかかる
• 借入残高などの現状把握がしにくい
• 借入業者数が増えるほど審査に通りにくくなる

このように、複数の借入は返済トラブルにつながりやすく、中には多重債務で苦しんでいる人も少なくありません。

さらに借入業者数が増えれば増えるほど、キャッシングやローンの借入審査では評価が低くなります。

特に審査の厳しいところや、金額の大きい住宅ローンのような融資では、複数借入があるというだけで審査に通らなくなってしまうこともあるのです。（参考ページはこちら→審査では様々なところを見ます）

もちろん、モビットでの増額審査にも他社借入があることは影響しかねません。

借入先が1社でも複数でも、総量規制がある以上借りられる金額の上限は変わらないのですから、極力1社に絞ることをおすすめします。

すんなり限度額増額のコツとは？

以上のことを踏まえて、モビットですんなり限度額を増額するためのコツをまとめてみましょう。

• 総量規制の上限を超えない金額を希望する
• 収入だけでなく、現在の生活状況が相対的に借入限度額に反映されることを認識する
• モビットからの信用度を高めるためには、ある程度の期間と誠実な利用態度が重要
• 他社での借入枠は極力つくらない