モビットのマイカーローンの審査に落ちないための3つの注意点
若いころには大きな買い物をするとなるとローンを使わざるを得ないでしょう。若くして成功している人などは数えるほどしかいません。普通に働いているのであれば、大きなお金を稼ぐようになるのは年令を重ねなければどの国であろうとも難しいものです。
特に日本ではローンを使う機会が増えると思いますが、一番最初に考えるのはバイクでも車でも、カーローンを使うというのが考えられるのではないでしょうか。カーローンを使うときに考えておきたいこと、それらをまとめてみました。
カーローンとはなにか
カーローンについてですが、これはみなさんもわかっていると思います。カーローンは車のためのローンです。車は今でこそ軽自動車も出ていますし、一般の1000CCくらいの車でもだいぶ安くで購入できるようになっています。
もちろんそれでもおおよそ100万円はかかるわけですから、その金額を稼ぎだすというのはなかなか大変なことです。100万円もの金額を貯金できる、という人はそうそういません。大手の企業に就職して出世コースにいるのであれば別ですが。
なので100万円単位でカーローンを組むのは当然のことです。住宅ローンにしてもそうですが、大きな金額を支払うときにはローンが一番負担がないものです。だからこそ、今でも多くの人が利用しているし企業もたくさん出しているのです。
モビットとカーローン
さて、ここで一つ多くの人が勘違いしていることですが、モビットとカーローンの関係についてです。モビットは消費者金融で有名ですが、このモビットでカーローンを組むことが出来るというように考えている人はそこそこ多いといいます。
それこそモビットでカーローンを組めば、審査が楽に通るし車もすぐに手に入る、そのように考えている人は多いようです。しかし残念ながらその考え方は間違いであり、モビットというのはカーローンを用意していない消費者金融です。
(⇒モビットの基本的なスタイル)
モビットはカードローンのみ
もっと言えばカーローンもないですけれども、住宅ローンも用意していないですし、他の教育ローンであるとかその他のローンについても一切商品として持っていないのです。モビットが持っているのはカードローンのみであり、他のローンを用意していません。
だからこそモビットは有名になったとも言えます。銀行では多くの商品を扱っています。住宅ローンにカーローン、それこそ最近ではカードローンまで扱うようになりました。だから総合商社的な面もあって、それがありがたいという人もいるでしょう。
しかし逆に銀行はいろいろあるけれども、使っている人はそこまで多くはありませんし、銀行といえば?というと大体預金くらいしか使っていない人ばかりです。しかも横並びで同じような商品ばかりを用意していて、差を付けられるのは金利くらいのものでしょう。(参考ページはこちら→融資金利はそれぞればらつきがあります)
その点もビットはひとつのカードローンに集中させることで、モビットはカードローンの会社であるというように認識させることに成功しました。これが他の商品も扱っているとしたら「どういう会社なのかわからない」と思われていたことでしょう。
他の消費者金融のカーローンは?
ではここで気になる点が他の消費者金融はカーローンを扱っていないのか?ということです。カーローンはまるで銀行くらいしかやっていないかのようにモビットを見ていると思うかもしれませんが、実際にはカーローンを取り扱っているところもあります。
自動車を購入するならその自動車を担保に入れるという条件で貸出をする中小企業は意外に多いです。また有名な消費者金融でもそういった車を購入するためのカーローンというのを持っているところもありますし、無いことはないのです。
モビットのマイカーローンって…?
というようにカーローンを組もうとするのであれば、基本的には自動車をローンで購入できる、そのような商品を用意しているところに行かなければならないのです。だから銀行もしくはディーラーの紹介してくれる会社を使うのがベターでしょう。
ただ、銀行やディーラーの紹介してくれるマイカーローンを使うというのがベストではないという人もいます。もちろんそれらのローンに通るかとおらないかで言えば、通らないという人もいるでしょう。であれば他の方法が必要です。
ここでモビットが再登場してくるというわけです。もちろんモビット以外がいいのであれば、そちらの消費者金融を使ってもいいでしょうが、カーローンのないモビットが何に使えるのか?と思うでしょう。実は自動車購入にも使えるのです。
モビットはそもそもフリーローンと呼ばれるタイプのカードローンです。フリーローン、つまりフリーになんでも使う事ができるのです。フリーですから自由という意味で、借入をしたお金を何でも自由に使うことが出来るのです。(参考ページはこちら→用途自由な融資について)
つまりモビットのフリーローンを使って自動車購入をすることだって出来るのです。こうすれば、カーローン商品を用意していないモビットですけれども、カーローン商品のようなものをとしてカードローンを使うことが出来るというわけです。
モビットでの3つの注意点
ただここで気をつけておきたいこともあります。ただでさえフリーローンだから何に使ってもいいとは言うものの、カーローンとは違うわけです。となると、モビットのカードローンで自動車購入をすることには注意しないといけない点もあります。
その中でも重要なものを3つ紹介します。この3点は絶対に守っておきたいものですので、モビットで自動車を購入しようとするなら必ずチェックをしておきましょう。
モビットの限度額
自動車は高い買い物です。冒頭でも紹介しましたが、100万円程度はするものです。ということは借入をするときに100万円は最低でも枠として持っておかないといけないということになります。購入する金額以上の枠があることが最低条件になります。
枠がそもそも小さくて、100万円の車を購入するのに50万円しか無いというのであればそれは購入は不可能になります。ただ、やり方はいくつかありますが、増額をするという方法も考えられます。増額して枠が大きくなれば購入も可能になります。(参考ページはこちら→増額を行う為のルールはこちら)
もう一つが限度額を考える上で重要な事としてモビットの場合には総量規制にかかるという点です。総量規制、いわゆる消費者金融からの借入は年収の3分の1までというような決まりです。それ以上の借入をすることは出来ないようになっています。
つまり年収300万円ほど無ければそもそも100万円までの枠を用意してもらえないということになります。モビットは審査がやさしいとか増額をしやすいと言われていますが、それでも総量規制の対象ですからそれ以上の借入は出来ないのです。
限度額についてはよく考えて置かなければ計画倒れになってしまいかねません。気をつけましょう。
モビットの金利に注意
モビットのカードローンの金利はさほど高くはありません。利息制限法もあって利息は上限が決まっていますし、それよりも低い金利で借りられる時がほとんどです。なのでモビットの金利は大したことがないと考えているかもしれませんがそれは違います。
それは消費者金融同士を比較した時に関してモビットというのは対して金利が高くないと言えるのです。逆に言えば他のローン商品と比べると、どのカードローンでもそうですが必ず他のローン商品よりも高くなるように設計されています。
消費者金融というのは無担保無保証人で貸出をするものですから、どうしても高い金利になってしまうのです。消費者金融や銀行系カードローン同士で比較するとわからないですが、カーローンなどの他の商品と比べるとどうしても高くなってしまいます。
つまり同じ100万円くらいの車を購入したとしても、高い金利を支払う羽目になってしまうということです。例えば3%の金利で借りられるカーローンであれば年間3万円の金利ですが、モビットの場合は8%前後くらいはかかるでしょう。
全額返済をするときには10万円以上の金利支払いの差がついてしまう、ということです。これはしっかりと理解しておかないといけません。でも他のカーローンが使えない時にモビットで自動車を購入しようと考えているわけですから、多少の損は避けられません。
ある意味では他のカーローンを使えない時にはこの点だけは目をつぶって置かなければならないのかもしれません。ただ、金利が高くなってしまうという事実だけは抑えておきましょう。
モビットの返済計画
大体のカーローンでは返済をするときには4年くらいのローンを組む形になるかと思います。4年というのは中途半端な感じもしますが、このくらいで買い替えやぼろが出るというように考えられているからです。もちろんそれよりも長いものもあります。
4年で返済するように組んでいるカーローンですが、カードローンであるモビットの場合は4年で返済しようとすると結構な金額を支払うことになるでしょう。しかし大体は最低金額で支払いをしていくと返済は4年よりも長引いてしまうことになります。
つまり支払金額を落とすことは出来ます。最低支払い金額以上支払えばモビットから何を言われるわけでもないので大丈夫です。しかしその分返済が長くなってしまうという点は気をつけないといけません。長く返済をすることによるデメリットもあります。
返済を長くすることによるデメリットしては金利を多く払うことになるということがあげられます。金利は支払いの度にかかりますので、早く返済したほうが安くなります。逆に長く返済すると金利は高くなって支払総額が増えてしまうのです。
もう一つ返済が長くなると返済できなくなる可能性もあります。返済が数年間にわたって続くと、突然クビになってしまうこともあるでしょうし、急に不況になってしまうとかボーナスが出なくなるなどいろいろな可能性が考えられます。
もちろん良くなる可能性もありますが、リスクも増えるのです。ですから返済が長くなると返済できなくなる可能性もある、というように考えておいたほうがいいでしょう。
モビットでカーローンを使うなら
というように、モビットはまずそもそもの話としてカーローンを用意していない消費者金融である、ということを前提として使わないといけないということです。モビット以外のカーローンを使えば、有利なことも知った上で使わないといけないでしょう。
じゃあ全部ダメなことばかりなのかというとそうでもなくて、やはりカーローンが使えなかったという人でも審査に通って借りられる可能性はあるわけです。その点を考えるとモビットはうまく使うことでカーローンにも利用できるわけです。
ただ、上記で注意点を3つ挙げているとおりで、3つの注意点を考えた上でカーローンとしてモビットを使うのであれば、一番いい方法は頭金をいくらか用意した上で、モビットを使うということでしょう。頭金があればだいぶ使いやすい消費者金融です。
もしくは中古車のように安いものを購入することではないかと思います。中古車であれば、50万円を切るような安いものもありますから、それならモビットを使ってカードローンの範囲内で購入することは難しく無いと思います。
モビットを使ってカーローンを組むというのは無理ではありませんが特別な商品があるわけではないのでカードローンの範囲内で行うということになります。つまりカードローンとして返済できる範囲内で車を買うことになるでしょう。
よく考えた上で使いましょう。全く使えないということは言えませんが、使うときには上記の3つの注意点くらいはわかった上で使うことをおすすめします。
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